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スズメバチに刺されないための対策、刺された時の処置とは?

スズメバチ
毎年8月から10月にかけてハチに刺される被害が集中します。

ハチに刺されるとショック死することがあると知られていますが、毎年20人前後の人がハチの犠牲になっていて、これはクマや毒ヘビによる犠牲者を上回っています。
 

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被害にあうハチの種類

日本でよく見かかるハチはアシナガバチ、ミツバチ、スズメバチの3種類ですが、このうち、被害が最も多いのはスズメバチによるものです。

スズメバチは攻撃性が非常に高く、被害のあったスズメバチの大部分はキイロスズメバチオオスズメバチのいずれかです。

なぜ8月から10月にスズメバチの被害が多いの?

スズメバチは5月頃から巣作り、産卵を始めます。

最初の働きバチが羽化するまでの約1ヶ月間は,女王バチが幼虫の世話と巣作りを1匹で行い、働きバチが増えてくると女王バチと働きバチが共同で行うようになります。

8月から10月にかけて働きバチの数がどんどん増え、巣も大きくなり、活動的になるので要注意です。

巣の防衛本能が強くなり、巣に近づく人などに攻撃するようになります。

スズメバチの攻撃

スズメバチは巣に近づいてきただけでいきなり攻撃をしてくることは少なく、最初に威嚇を行います。

まず、最初に人間の周囲をまとわりつくように飛び、空中で静止し、カチカチという威嚇音を立てます。威嚇を無視していると、攻撃に移ってきます。

スズメバチは刺すだけでなく、針の先から毒液を霧のようにまき散らし、毒液が続く限り何度でも刺しにきます。

毒液のニオイが警報となり、仲間のハチが次々に巣から飛び出して一斉に攻撃をかけてきます。

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スズメバチに刺された時の症状

スズメバチの毒液は様々な微量の生理活性物質を含み、毒のカクテルと呼ばれ、特に神経毒は強力な作用があります。

ハチに刺されると毒液が体内に入り、患部の周囲が熱を持って赤く腫れ上がり、強い痛みを伴います。この毒液が目に入ると失明することがあります。

ハチに一度刺されたことによって、体内に入る毒はごく微量なため、人間が死ぬことはほとんどありません。

しかし、多くのハチに何度も刺されると、より重傷になり、アナフィラキシーショックの危険性が高まります。

ハチの毒によるアナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックとは原因となるものを食べたり、触ったり、吸い込んだり、注入されるなどにより、体の中に入ると、急激に進む全身に起こるアレルギー反応です。

ハチの毒によるアナフィラキシーショックは、ハチに通常2回以上刺されることによって、全身性のじんましん、血圧低下、呼吸困難、意識障害などを発症するショック状態をいい、最悪死亡する場合もあります。

発症期間は刺されてから10分~15分程度と非常に短いので、治療が間に合わず毎年20人前後の人が命を落としています。

これも個人差があり、一度刺されただけで死亡する人もいれば、複数回刺されても死なずに済む人もいます。

アナフィラキシーショック状態に陥ったとしても、適切な処置を行えば、最悪の事態に陥らずに済みます。

スズメバチに刺されないための対策

ハチは花の香り、整髪料、香水など甘い匂い対して寄ってくる習性があります。

また、ハチは黒くて動くものを敵として認識することがあります。

登山、キャンプ、ハイキングなどで、野外へ行くときには、香水などはつけず、香の強い整髪料は避け、白っぽい、なるべく薄い色の服装を選ぶようにしましょう。

ハチに遭遇した時の対応

ハチのほうから近づいてきた時は、すぐに刺しにくるということはありません。

ハチはこちらを敵だとみなした場合にのみ攻撃してきます。

そのきっかけとなるのは、大きな音や激しい動きといった蜂に対する刺激です。

そのためには、ハチを見かけたら、大声を出して慌てて逃げだしたりせず、落ち着いてそっとその場を立ち去るようにしましょう。

部屋にハチが入ってきた場合は、窓を開け、ハチが出て行くのを静かに待ちましょう。

ハチに刺された時の処置

もし、運悪くハチに刺されてしまった場合はその場から速やかに離れ、傷口を洗って毒を取り除きます。傷口にステロイド軟膏など虫さされ薬を塗り、傷口を冷やすようにします。

じんましん、動悸、吐き気、息苦しさなどのショック症状の兆候があらわれた場合は、アナフィラキシーショックという危険な状態になることがあるので大至急、医療機関を受診するようにしましょう。

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