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ドローンとラジコンヘリの違い|ラジコンヘリの操縦は難しい!

出典:http://condominium.at.webry.info

2013年12月にアマゾンがドローンを使った商品の配達サービスを計画しているという
ニュースが報道されて、ドローンという言葉をはじめて耳にした方はおおいのではないでしょうか。

最近ではドローンという言葉を聞かない日はないというくらいに身近な存在になりました。

ドローンに似たものに、ラジコンで操縦するヘリコプターがあります。

ドローンは、このラジコンヘリとどこが違うのでしょうか?

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ドローンとラジコンヘリの違い

ラジコンヘリの操縦は難しい

ラジコンは、ラジオコントロール(Radio Control)の略で、82MHzの無線電波を用いて、
プロポという送信機(コントローラー)によりヘリコプターを操縦します。

プロポは一般的に2本のスティックの操作をすることにより、機体を上昇、下降させたり、左右に傾けたり、前後に傾けたりなどします。

また、ヘリコプター特有の空中で静止状態を保つホバリングや垂直上昇などの飛行を、2本のスティックで 常に同時に操作する必要があります。

このため、ラジコンヘリの操縦は本物のヘリコプターの操縦と同程度に、高い技術が必要で、正確に飛ばすには長時間の訓練が必要です。

初心者のうちは、ヘリをどこかにぶつけたりしてなかなか飛ばすことが難しく、まともに飛ばせるようになる前にヘリを壊してしまことにもなりかねません。

このため、練習用にシミュレータソフトが販売されているようです。

ドローンは自律飛行

ドローンは、通常GPSを搭載していて、安定して飛行させるための制御をコンピューターに担わせて、操縦者はリアルタイムに細かい操作はする必要がなく、高度や方向などの飛行のルートを設定すると、ドローンは自動的に目的地まで飛んでいく自律飛行が可能です。

操縦はプロポではなく、スマートフォンから行うことができるようになりました。

風などの影響を受けると, どうしても設定された軌道からずれてしまいます。するとドローンは,設定された軌道とのずれを計算して, 自らずれを修正するように飛ぶのです。

ドローンは, 出発点からの姿勢の変化、速度の変化をセンサーで検出して、ある時間間隔で、予測します。そしてその予測した進路が,設定された軌道からどれだけずれているのかを計算して, ずれを修正しながら飛ぶことができます。

搭載したカメラから転送した画像をゴーグルで見ながら操縦することができる機種もあります。

従来のラジコンヘリと比較すると、はるかに手軽に使用することができ、広範囲な用途が考えられるようになりました。

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ドローンの歴史

航空機を無人で遠隔操作によって飛行させる試みは1930年代から始まり、最初に実用化されたのは標的機です。

標的機とは銃やミサイルの射撃訓練などを行う際に標的として使われる機体のことです。

英国では無線操縦の無人飛行機がQueen Bee(女王蜂)の名称で数百台製造されました。

米国でも模型飛行機を改造した標的機が生産されるようになり、1930年代の後半からは、ドローンは無線で操縦される軍事用無人飛行機を指す言葉として使われるようになりました。

ドローンは「オス蜂」の意味で、英国の「Queen Bee(女王蜂)」に敬意を表して命名されたといわれています。

無人飛行機を英語で表す場合、UAV (Unmanned Aerial Vehicle)やRPAS (Remotely Piloted Aircraft Systems) 、UAS (Unmanned Aircraft Systems) などの単語が使われますが、ドローンが俗称として一般に使用されるようになりました。

その後、軍事用のドローンは、時間をかけて次第に進化していきました。

そして、アフガニスタン紛争やイラク戦争などに次々と投入され、それがメディァなどで大きく取り上げられたことにより、ドローンは高い性能を持つ無人飛行機というイメージが一般の人々の間で定着することになりました。

2000年代後半からは、複数の回転翼を持つマルチコプターといわれるラジコンヘリが登場してきました。

これは飛行中の機体を安定させる自動制御機能が組み込まれており、初心者でもわずかな操作を覚えるだけで飛ばすことができます。

このような動きにともなって、次第にホビー用の小型無人機に対しても、ドローンという言葉が使われるようになっていきました。

2010年にフランスのパロット社が4つの回転翼を搭載した、室内でも飛ばすことができるマルチコプター ARドローンを発売したことで急速に市場が広がりました。

ジャイロセンサー(角速度センサー)を搭載し、姿勢制御などの簡単な自律性を備え、操縦はプロポではなく、スマートフォンで行うことができるものです。

ビデオカメラも搭載しており、撮影した映像をWi-Fi経由で転送して、スマートフォン上で確認することが可能で、AR(拡張現実感)という名前が示すように画面上に現れる仮想の敵と戦って遊ぶ機能もあります。

2012年には中国のDJI社の高性能な空撮用マルチコプターが大量に市場に出回るようになりました。     

一般の人に受け入れられるようになったのは、電動駆動用のバッテリー、ジャイロセンサー、加速度センサー、Wi-Fiの通信機器などの主要部品がスマートフォンと共用できるため、低価格化が進み、入手しやすくなったためです。

まとめ

ドローンとラジコンヘリの違いは、自律飛行が可能かどうかということです。

ラジコンは常時プロポを操作しなければならず、正確に飛行できるようになるまでには長時間の訓練を必要とします。

ドローンは自律飛行が可能なため、ルートを設定すると、目的地まで自動的に飛行します。

無人航空機は1930年代に標的機用として作られました。

これがやがてドローンと呼ばれるようになりました。

2000年代になると軍事用無人飛行機が戦争に投入され、ドローンは高い性能を持つ無人飛行機というイメージが定着することになりました。

2000年代後半以降は、自律型のマルチコプターが出現し、これが一般にドローン呼ばれようになりました。

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