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ネーミングライツって? その事例と効果

2016/05/23

ネーミングライツとは?

20160209ネーミングライツネーミングライツは命名権のことで、人間、物、施設、キャラクターなどに対して名称をつけることができる権利のことです。

特に、他人の保有する施設に対して名称や愛称をつけることのできる権利を指すことが多いようです。

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日本では2000年代からプロ野球の球場に企業名をつける例が増えていて、有名なところでは、「福岡 ヤフオク!ドーム」や、「京セラドーム大阪」などがあります。

ネーミングライツの事例

東京スタジアム

東京スタジアムは、東京都調布市にあり、東京都が所有していて、現在は陸上競技場用として利用されています。

2003年に味の素がネーミングライツを取得し、現在の名称は「味の素スタジアム」となっています。

銚子電鉄

銚子電鉄が育毛シャンプーメーカーに駅の愛称のネーミングライツを売却しました。

その結果、2015年12月1日から笠上黒生(かさがみくろはえ)駅が、髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅に変わりました。正式名称はそのままです。

駅構内に新しい看板が設置され、車内放送でも案内され、同社の時刻表にも掲載されているそうです。契約期間は1年間限です。

銚子電鉄は経営状態が厳しく、経営改善策の一つとして駅の愛称のネーミングライツbiビジネスを始めました。

公衆トイレ

東京都渋谷区、和光市、横浜市などの自治体では、トイレのネーミングライツを導入しています。

契約したのはトイレの清掃業者などが中心です。

一般的なネーミングライツは、お金をもらって施設の愛称を企業や商品名に変えますが、この場合は、金額は0円で、その代わりにその業者がトイレの改修やメンテナンスを定期的にするという契約となっています。

神戸総合運動公園野球場

神戸総合運動公園野球場は、現在オリックスの準本拠地となっていますが、1985年のオープン時は「グリーンスタジアム神戸」という愛称でした。

2003年に日本の野球場として初めてネーミングライツを導入、ソフトバンクが命名権を取得し、「Yahoo! BBスタジアム」になりました。

しかし、2004年にソフトバンクが福岡ダイエーホークスを買収したため、ネーミングライツの契約が終了してしました。

一時的に「神戸球場」という呼称になりましたが、2005年にスカイマークがネーミングライツを獲得し、「スカイマークスタジアム」になりました。

2011年にスカイマークの契約期間が終了し、その後、持ち帰り弁当「ほっともっと」チェーンを展開するプレナスとネーミングライツ契約を結んだため、「ほっともっとフィールド神戸」になりました。

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ネーミングライツの効果

つけられた名称は、ニュースや看板などで一般の人の目に触れたり、聞いたりすることから、企業側には一定の宣伝効果が得られます。

ネーミングライツを与える施設所有者にとっては、ネーミングライツの収入を得ることができます。

ネーミングライツの問題点

地方施設でのネーミングライツビジネスは難しい

企業側は費用対効果を考えてネーミングライツを購入します。

一方、地方自体などの施設では競技、催物の来場者が少なく、一般大衆の目に触れる可能性が低いので、企業側は購入に二の足を踏むということになります。

住民の合意が得られない

地元住民に密着した施設の場合に施設の名称が変わることに地元住民が反発して、
合意が得られないことが予想されます。

施設名の変更による混乱が起きやすい

神戸総合運動公園野球場のように短期間で名称が変わることにより、施設の名前が定着せず、地元神戸の人からも、全然愛着が沸かないという不満の声が出ていて、地域施設として根付かないという問題です。

企業側の不祥事によりイメージダウンにつながる

楽天の本拠地であった宮城野原公園宮城球場のネーミングライツを得ていたフルキャストのように、労働者派遣法違反という不祥事を起こしたり、経営破綻したりするとイメージダウンにつながります。

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