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健康

ペットを飼うと胃がんになるリスクが高まる

2016/07/13

20150921ペット 胃がんペットを飼っていることで「胃がん」になる可能性があるということが明らかになりました。

日本ヘリコバクター学会で発表された、北里大学薬学部の中村正彦准教授らのグループの研究によるとピロリ菌の亜種とされる「ヘリコバクター・ハイルマニ」という細菌が胃がんの一種である「胃MALTリンパ腫」を引き起こす原因になるそうです。

このハイルマニ菌はイヌ、ネコ、ウサギなどから感染するそうです。

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胃がんの8割はピロリ菌の感染が原因といわれています。

ピロリ菌に感染していなくても胃がんを発症するケースがありますが、そんな人はペットを経由してハイルマニ菌に感染している可能性があるそうです。

中村氏らが行った調査によると、全国のピロリ菌陰性患者で胃MALTリンパ腫を患う人の約6割が、ハイルマニ菌に感染していました。

ピロリ菌は通常、人、サルなどの霊長類にしか感染しませんが、ハイルマニイ菌はイヌ、ネコなどにも感染する人獣共通の感染症です。

「ハイルマニイ菌感染者はピロリ菌感染者に比べて、胃MALTリンパ腫が発症する確率が7倍も高くなるというデータがあります。

ハイルマニイ菌は感染力や毒性が強い細菌ですが、まだ、確定診断法が確立していない(検査方法がない)ため、PCR法(DNAを使った検査)でしか感染を確認できません。

このため日本人のハイルマニ菌感染率のデータはありませんが、MALTリンパ腫患者に限れば、60%がハイルマニ菌に感染しているとの報告があるそうです。

ペットに対する接し方

口の周りを舐められたり、口移しで食べ物を与えたりといったペットとの濃厚な接触行為は非常に危険です。

特に粘膜と粘膜とが触れるほどの濃厚な接触は、感染の確率が高くなります。
直接的な接触ではなくとも、間接的に感染する可能性もあります。

ペットと食器を使いまわしたり、自分が食べている物をペットに舐められたりして、間接的に唾液が体内に入ってしまえば同じことです。

排泄物や吐しゃ物を処理する時は細心の注意が必要になります。

手袋をつけることに加え、処理後はキチンと手洗いをする必要があります。
また、一緒にお風呂に入るのも、あまりオススメできません。

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