トレンドピックアップ

気になる話題、旬の情報をお届けします。

サイエンス

北陸新幹線は途中で電源周波数が切替わるってほんとう?

2016/04/17

20150406表紙北陸新幹線は東京から金沢へ向かう場合
50Hz、60 Hz、50 Hz、60 Hzと途中で
3回電源周波数が切替わります。

スポンサードリンク

なぜ周波数が切替わるのか?

20150406周波数境界線

東京電力ホームページより引用

現在日本では電源周波数は50Hzと60Hzが併存しており、およそ富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に東日 本では50Hz、西日本では60Hzとなっています。

電力会社別では左図のよう分かれています。

途中で電源の供給を受ける電力会社は下図のように変わるため
電源周波数も変わります。

20150406北陸新幹線切り替え
北陸新幹線は技術の進歩で50Hz、60Hzのいずれの周波数を車両に供給しても運行可能となりました。

50Hz、60Hzの異なる周波数の電源が同時に車両に供給されると大事故となるため,専用に開発された保護装置が設置されています。

東海道新幹線も電源周波数が変わるのか?

東海道新幹線は静岡県の富士川を境にして電源周波数が変わります(東側が50Hz、西側が60Hz)が、当時は車両側での周波数に切り替え対応が困難であったため、東京電力から受電した50Hzの電力は専用の周波数変換変電所で60Hzに変換した後、列車に供給されるようにしました。

このため電源としては全区間にわたり60Hzで運行され ています。

スポンサードリンク

東海道線のような在来線はどうしているのか?

東海道線のような在来線の多くは交流電源ではなく直流電源を使用しています。

大まかに言って北海道と九州の在来線は交流20000Vの電源を、それ以外の在来線は直流1500Vの電源を使用しています。


直流は周波数に関係ありません。

ちなみに現在の新幹線は全て交流25000Vの電源を使用しています。

まとめ

在来線の多くは直流電源を使用しており、新幹線は全て交流電源です。

50Hzと60Hzの境界線を走っている新幹線は東海道新幹線と北陸新幹線です。


東海道新幹線は境界線より東の地域では電力会社からの50Hz電源を60Hzに変換して

車両には全区間にわたって60H電源を供給しています。

北陸新幹線は区間に応じて50Hz、60Hzを切り替えています。


電源周波数が切替わったからといって乗客には分かりませんし、車内照明が暗くなったり、走行速度が変わったりすることはありません。

スポンサードリンク

-サイエンス