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教養・雑学

奈良の鹿せんべいは人間が食べられるの?

出典:http://www.nps.ed.jp


奈良の観光の名物と言えば鹿です。奈良公園へ行くとあちこちの売店で鹿せんべいが販売されています。

奈良観光に行かれた方は鹿にせんべいをあげた方もいると思います。

ここでは奈良の鹿せんべいについて記載しています。

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鹿せんべいの材料や味は?

鹿せんべいの材料は米ぬかと小麦粉です。米ぬかというのは玄米を精米するときに出る外皮や胚の粉のことです。

米ぬかと小麦粉を一定の割合で混ぜ、水で溶いて焼き上げます。

米ぬかは古くなって油が浮いてくると、焼いたときに焦げやすいので、新鮮なものを使っているそうです。

鹿せんべいには米ぬか、小麦粉以外には着色料、香辛料、調味料などは一切入っていない無添加の鹿専用のせんべいなので味はついていません。

鹿せんべいは人間が食べられるの?

材料的には米ぬかと小麦粉だけなので、食べられるように思いますが、鹿せんべいは鹿専用のせんべいのため包装されていません。

売店で販売されているものは、何度も人の手が触れられており、また、道路のほこりなどが被っている可能性もあり、衛生面での保証もないので人間は食べないのが無難なのです。

鹿せんべいの値段は?

鹿せんべいはどこの売店でも10枚一束で150円の値段で販売されています。

正式な鹿せんべいには鹿のマークが入った証紙が十字に巻かれています。

この証紙は鹿が食べても鹿の体に害にならないようによう、100%パルプ、大豆インクで出来ています。

この証紙代は奈良の鹿愛護会の大切な収入源の一つで、年間約3000万円の売り上げがあり、病気や怪我をした鹿の保護活動に役立っています。

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鹿せんべいの作り方

鹿せんべいを製造できるのは、鹿せんべい組合に加盟している奈良市内の5つの製造業者だけです。

そのうちの一つ、武田商店では5分間で150枚焼けるせんべい焼き機を使用して鹿せんべいを焼いています。

作り方は以下の通りです。

・原材料である小麦粉と米ぬかを一定の割合で混ぜます。
・水を加えて機械でかき混ぜます。
・鉄板に油を引きます。
・材料を鉄板にチューブで流し込みます。
・上の鉄板で押さえ、平たく丸く伸ばします。
・ガスの火で上下から生地を焼きます。

約5分間焼いてできあがりです。

1回に150枚のせんべいを同時に焼くことができます。

焼きあがったせんべいは揃えて10枚を鹿のマークが入った証紙でひとくくりにします。

鹿の食べ物

奈良の鹿は鹿せんべいばかり食べているのではありません。

奈良公園の鹿は全て野生の鹿です。

奈良の鹿愛護会の人たちは鹿寄せの時にどんぐりなどを与える時以外は餌を与えているわけではなく、普段は奈良公園の芝、木の実、木の葉などを食べて生活しています。

鹿せんべいは、いわばオヤツのようなものです。

観光客が持ってきた食べものを鹿に与えることがありますが、これは絶対してはいけないことなのです。鹿は下痢や中毒を起こしたり、鼓張症という病気で死んだりする場合があるからです。

鹿せんべい以外の食べものを鹿に与えてはいけません。

鹿せんべい飛ばし大会

鹿せんべいを使った催しとして、鹿せんべい飛ばし大会が1993年から毎年若草山で年に数回実施されています。これは鹿せんべいを飛ばしてその距離を競うものです。

販売店で売られている鹿せんべいは直径が約9cmですが、この大会で使用されるのは約20cmと特大のせんべいです。

鹿せんべい飛ばし大会の開催時期は
・若草山山焼き記念大会(1月下旬)
・春休み大会(3月20日前後)
・ゴールデンウィーク大会(5月のゴールデンウィーク)

参加料は300円

詳細は鹿せんべい飛ばし大会ホームページを参照してください。
 

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