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暮らしと生活

漏電が感電や火災の原因になるの?

2016/04/18

漏電とは?

20150408漏電表紙


漏電とは本来流れる電気の通り道以外に
電流が流れてしまう現象で、感電や火災の
原因になります。

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電気の漏れを防止するため、通常屋内配線や電気器具には、電気の通り道以外に電流が流れないように絶縁物が取り付けられています。
しかし、この絶縁物が老朽化したり傷ついたりして絶縁性が悪くなると、電気が本来流れる電気の通り道以外の導電部分に流れて漏れる漏電が起こります。
漏電は感電事故や火災の原因になります。

感電とは?

漏電により本来流れないはずの電気器具の金属ケースに電気が流れそこに人が接触すると感電します。体内を通り、足から地中に電気が流れます。感電すると手の筋肉がけいれん収縮し触れた手が吸い付いたようになります。

感電によるダメージの大きさ

感電した時のダメージは、
1)人体のどの部分に電流が流れたか、
2)どれくらいの大きさの時間電流が流れたか、

3)どれくらいの時間電流が流れたかに
より決まりますが、
一般的には電流の大きさでダメージの大きさは決まります。

0.5m…何も感じないか、電流の流れる場所によりわずかにビリビリ感じる。
1mA…ビリビリ感じる
5mA…痛いと感じる
10mA…たえられないほどビリビリくる
20mA…筋肉の硬直が激しく呼吸も困難
50mA…短時間でも生命にかかわる
100mA…非常に危険

感電による死亡事故は夏季に集中しています。夏季は汗をかいて人体の電気抵抗が小さくなり感電による電流が 流れやすくなるためです。

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漏電による火災

漏電ブレーカーが付いていないような相当古い家屋では、漏電によって火災になることがあります。

屋内配線のどこかで絶縁不良が起こって壁の中のラス網(モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網のこと)等に漏電して、その電流がアースに流れて柱上トランスに戻っていきますが、この時、ラス網の電気抵抗で発熱して火災になることがあります。

今日漏電ブレーカの設置は法律で義務付けられているので漏電が起こっても漏電ブレーカ が働き、漏電で火災になることは少ないようです。

漏電対策

漏電ブレーカの設置

漏電ブレーカにより漏電を検知すると電源ラインを瞬時に遮断します。
しかし、アースを付けていない電気機器 が漏電している場合は漏電ブレーカは働きません。この状態で人が漏電部分に接触して一瞬人体に電流が流れて初めて漏電ブレーカは働きます。


今日、省令「電気設備の技術基準」で漏電ブレーカの設置が規定されています。

漏電ブレーカは漏電を検知しますが、故障して検知できない場合もあります。

「電気事業法」に基づき、4年に1度 電気保安協会の係員が電力会社の委託を受け電気安全調査を実施してい ます。電気安全調査では漏電調査、屋外にある電線等の点検を実施しています。

アースを取る

湿り気のある所で使用する電気器具の外装金属はアースをとることにより、人が接触しても人体の電気抵抗が大 きいので電流の大部分は地中に埋められたアース棒に流れ、人体へのダメージは小さくなりす。
このためアースを取ることは非常に大切なのです。

アースを取るとは?

電気器具の金属性カバーを地中に埋められたアース棒にアース線で電気的に接続することです。

アースを取るこ とにより人が漏電個所に接触しても人体の電気抵抗はアースより大きいので、体内をわずかしか電流が流れないためショックは小さくて済みます。水を扱う洗濯機や内部で高電圧が発生する電子レンジでアースを取っている のは感電してもショックを小さくするためです。

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