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暮らしと生活

打ち水の効果

20150724打ち水
昔は夏に打ち水をする光景をよく見かけたものですが、今は見ることがありません。
打ち水とは、玄関、庭先に水をまき、涼しくするための日本の昔からの風習です。
しかし、10年程前から打ち水大作戦が展開されています。

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打ち水の歴史
打ち水のはじまりは戦国時代、安土桃山時代に遡ります。
戦国から安土桃山時代を経て茶の湯が成立しました。茶の湯では、礼儀作法として打ち水が行われます。茶室までの石畳が敷かれた道やわきに植えられた庭木に打ち水をして清めます。すなわち、打ち水はお客様に対するもてなしの心でした。
江戸時代には、打ち水が俳句に詠まれたり、浮世絵に描かれており、涼の手段として一般的になったと考えられます。
近代から現代に入り、扇風機やエアコンなどの電化製品が普及し、窓を閉めた冷房対策が普及し、打ち水は徐々に姿を消していきました。
しかし、平成に入り東京都などの全国の市町村が都市部のヒートアイランド対策として、一斉に打ち水を行うという計画を進めています。
また、政府も地球温暖化対策キャンペーンの一環として打ち水を奨励しています。
2003年からは社会実験として打ち水大作戦が行われています。

打ち水の効果
打ち水を行うことで生じる最大の効果は、気温が下がることです。
地面に水をかけることで、水が蒸発して気化する際に地面から熱を吸収してその結果、気温が下がります。

効果的な打ち水
打ち水は行う時間帯によって得られる効果が変わります。
朝と夕方が効果的です。
打ち水によってもっとも気温が下がるのは昼間ですが、水が短時間で乾いて気温は元に戻ってしまいます。また、蒸発した水のため、周囲の湿度が高くなり、場合によっては蒸し暑くなって不快感が増す場合もあります。
昼間に打ち水をする場合は、日陰を狙ってまくのが効果的です。

打ち水に使う水
打ち水に使う水はエコの立場から水道の水は使用しません。
雨水や風呂の残り湯、エアコンの室外機から出る水、台所のすすぎの残り水などの2次利用水を使用します。

まとめ
夏になると日本中で行われている打ち水大作戦。
これが呼び水となって打ち水が全国的に広がるといいですね。

引用記事
打ち水大作戦

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