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朝顔のつぼみがつかない3つの原因とは?

朝顔を栽培していると、元気に育っているのに、いつまで経っても、つぼみがつかないことがあります。

ここでは、考えられる3つの原因について記載しています。

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窒素肥料が多すぎる

肥料が原因の場合があります。

肥料には、大きく分けて、窒素肥料、リン酸肥料、カリ肥料の三種類があり、

窒素肥料は葉やツルを成長させ、リン酸肥料は花や実をたくさんつけさせ、大きくし、
カリ肥料は根を大きくする、という特徴があります。

例えば、油かすのような、窒素肥料を多く与え過ぎると、つるばかり伸びて、葉は茂るのですが、つぼみがさっぱり付かなくなることがあります。これをつるぼけといいます。

つるぼけ対策

つるぼけにならないようにするためには、肥料を適正にする必要があります。

まず、油かすのような、窒素肥料が残っていたら、できるだけそれを取り除き、大量に水を与えるなどしてできるだけ、肥料を溶かして流してから、リン酸とカリだけを含んで、窒素を含まないリンカリ肥料を与えてみるといいでしょう。

また、小松菜を傍に植える手もあります。

小松菜はアブラナ科の植物で成長が早く、窒素をたくさん吸収してくれます。

日照時間が長過ぎる

朝顔のつぼみをつけない原因の2つ目として、つぼみを作るための条件が整っていないことが考えられます。

朝顔がつぼみをつけるためには、葉が一定時間以上の暗闇を感じなければなりません。

朝顔が夜に街路灯、門灯などの人工的な照明が当たる状態で栽培されていると、つぼみを作るための条件を満足しないことがあります。

朝顔は、自然の中では、夏至を過ぎて夜が長くなると、つぼみを作ります。

朝顔がある一定時間以上の暗闇がないとつぼみを作らないことは以下のような実験で確かめることができます。

朝顔の芽が出たばかりの株を2鉢準備します。

そして、一日中、人工的な照明で照らした状態で、2鉢の朝顔を育てます。

照明で照らした状態では、朝顔は成長しますが、いつまでも経っても、つぼみはできません。

ある日、2鉢の一方だけに段ボール箱をかぶせて、夕方から朝まで長い暗闇を与えます。

その後、再び両方とも、一日中、照明で照らした状態に戻して育てます。

日が経つと、一方はツルが伸び続けますが、1回だけ段ボール箱をかぶせて、暗闇を与えた方だけに、つぼみができます。 但し、暗闇の時間は9時間以上でなければいけません。

9時間より短い時間ではつぼみはつきません。

ですから、朝顔が夜間に街路灯や門灯などで照らされている場合には、暗闇の時間が短いので、つぼみはつきません。このような場合には、照明が当たらないようにする必要があります。

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朝顔の品種が異なる

夏になっても、朝顔につぼみがつかない原因の一つに朝顔の品種があります。

朝顔は通常、7月から8月にかけて、つぼみがついて、花が咲きますが、品種によっては秋に花を咲かせるものがあります。

従来からある日本の朝顔とは性質の違う品種である西洋アサガオや琉球アサガオの種や苗が、多く市販され、栽培されています。

例えば、西洋アサガオではヘブンリーブルー、琉球アサガオではオーシャンブルーという品種がよく知られています。

これらは、秋に花を咲かせる品種のため、夏の間はなかなかつぼみを作りません。

西洋アサガオや琉球アサガオの花が咲き始めるのは、多くの場合、九月に入ってからです。

これらは日本の朝顔に比べて、つぼみをつけるのに必要な夜の長さが長いために、夜の長さがもっと長くなる秋の初め頃につぼみが作られるのです。

西洋アサガオや琉球アサガオはなぜ秋に花が咲くの?

西洋アサガオの原産地は熱帯アメリカであり、琉球アサガオの原産地は沖縄で、いずれも、日本より緯度の低い地域です。

一般に、朝顔がつぼみをつけるために必要な夜の長さは、高い緯度のものほど短く、 低い緯度のものほど長くなる傾向があるのです。

緯度が高い地域で生きていくためには、夏が過ぎて、夜の長さが長くなり始めると、冬がくる前に、早めにつぼみを作り始めなければなりません。早めにつぼみを作るためには、必要な夜の長さは短いほうがいいのです。

日本の国内においても、北海道の朝顔は、夏至が過ぎ、夜が長くなり始めると、早めに、つぼみを作ります。急激に寒くなるからです。

これに対し、九州の朝顔は、もう少し夜が長くなるまで、つぼみをつけずに成長します。夜が長くなっても、まだ暖かいからです。

まとめ

朝顔がつぼみをつけない原因として次の3つの原因が考えられます。

・窒素肥料のやり過ぎ
・街路灯、門灯などの光が朝顔にあたって、夜間の暗闇の時間が短くなっている
・日本の朝顔とは異なる、西洋アサガオや琉球アサガオなどの他の品種の朝顔を
 栽培している

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