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梅雨に関する雑学

2017/04/02

20150603梅雨
   
ジメジメしてうっとうしい、洗濯物が乾かない、レジャーの計画が立てられない、など何かと歓迎されないのが梅雨です。

しかし、雨が降らない空梅雨になると、水不足になって取水制限が行われたり、農作物が育たなかったりと、私たちの生活に大きな影響を与えることになります。

ここでは梅雨に関する雑学をいくつかご紹介します。  

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梅雨の語源

梅雨の語源には、いくつかの説があります。

梅の実が熟す頃に降る雨

梅の実が熟す頃に降る雨という意味で、中国の長江流域では梅雨(ばいう)と呼んでいたという説です。

黴(カビ)が生えやすい時期の雨

黴(カビ)が生えやすい時期の雨という意味で、黴雨(ばいう)と呼んでいたが、カビでは語感が悪いので、同じ読みで季節に合った梅の字を使って梅雨になったという説です。

梅雨という言葉は、江戸時代に日本へ伝わり、その頃から、日本でも梅雨(つゆ)と呼ばれるようになりました。

なぜ「ばいう」を「つゆ」とよぶようになったのか?

「ばいう」を「つゆ」と呼ぶようになったのもいくつか説があるいます。

1.この時期には木の葉に露がいっぱいつくことから、木の葉などにつく露から来ている。
2.梅の実が熟してつぶれる時期であることから、「つぶれる」を意味する潰ゆ(ついゆ、つゆ)から来ている。
3.梅とは関係なく、長雨により食物や衣類などに、黴が生えたり、腐ったりして、すぐ駄目になって、潰える(ついえる)を意味する言葉の古語で、「潰ゆ」(ついゆ)が、「つゆ」に変化した。

梅雨という言葉が伝わる以前は日本では五月雨(さみだれ)といっていたようです。

なぜ梅雨があるの?

梅雨は6月から7月にかけての梅雨前線と呼ばれる停滞前線がもたらす長雨のことです。
前線は異なる性質の寒気団と暖気団の境界線のことです。

夏が近づくと南の暑くて湿った太平洋高気圧が張り出してきて、北のオホーツク海高気圧とがぶつかり合い、その境界線が日本近辺で停滞するのが梅雨前線です。

太平洋高気圧がだんだんと強くなってくると、梅雨前線は北へ押し上げられて、梅雨は明けて夏になります。このため、梅雨は、毎年夏の前にやってくるのです。

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梅雨は日本だけなの?

中国の長江(揚子江)流域や朝鮮半島にも梅雨はあります。
ちなみに「梅雨」は中国では梅雨(メイユー)、韓国では長霖(チャンマ)と呼びます。

日本でも北海道には梅雨はありません。

梅雨前線は、2つの高気圧の勢力バランスにより、北に移動したり南に移動したりしますが、北海道まではあまり移動しません。

しかし、年によっては北海道付近まで近づくことがあり、このときは、北海道でも梅雨のように雨が続くことがあります。この北海道での梅雨を蝦夷(えぞ)梅雨と呼びます。

梅雨入り、梅雨明けの発表の条件は?

明確な梅雨入り発表の条件は決まっていないようですが、今までの天候とその先一週間の予報をもとに、雨や曇りの日が多くなり始める頃を梅雨入りとして「○月○日頃、梅雨入りしたとみられます」という形で各地の中枢気象台から地方情報の形のお知らせとして発表されます。

また、梅雨明けについても明確な条件は決まっていません。

梅雨明けを判断する目安として、その先1週間の予報が晴れの日が続く見込みがあるかどうか。それに加えて、太平洋高気圧の勢力拡大に伴う梅雨前線の北上がみられるかどうかなどの条件によって決まるようです

西日本と東日本で梅雨の性格が異なる?

梅雨というと雨がしとしと降ると言われます。東日本についてはこれは当てはまりますが、西日本については当てはまりません。

西日本では積乱雲が集まった雲クラスターと呼ばれる雲群がしばしば発生して東に進み、激しい雨をもたらすという特徴があります。

梅雨の時期に起こりやすい病気

梅雨入りする6月頃は季節の変わり目で、自律神経が乱れやすい時期です。この時期には関節痛、腰痛、神経痛などの疾患が増えるのが特徴です。

これは気圧と気温の低下に加えて湿度の上昇が関係していると考えられます。

メカニズムはまだ解明されていませんが、実験により気圧の低下と湿度の上昇により、関節痛やリウマチが悪化することが分かっています。

毎年、梅雨時に関節痛、神経痛が出るという人は、春先から意識的に運動を心がけ、関節を動かし、関節の周りの筋肉のストレッチを行い、筋肉そのものを鍛えることが、予防につながります。

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