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段ボールの意外な用途とは?

2016/05/20

20160127段ボール
段ボールというと荷物を運ぶ時に使う段ボール箱を思い浮かべるかもしれませんが、段ボールは箱以外に様々な用途に使用されています。

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段ボールとは?

段ボールは、厚紙を重ねるだけでなく、芯材と補強材を組み合わせて多層構造にした紙製品のことです。

主に梱包用として箱の形で用いられることが多いですが、近年は軽量で強度もあることから様々な用途に用いられています。

従来は発泡スチロールなどの緩衝材とセットで梱包されていましたが、ダンボールを加工することで ダンボールだけで梱包することが可能となり、リサイクルしやすいこともあり、近年急速に需要が伸びてきています。

段ボールの歴史

段ボールは今から約150年前イギリスで使われ始めました。

初期の段ボールはシルクハットの汗取りに使われていました。
段ボールの中層の波状の部分を丸めて、シルクハットの内側に取り付けていたようです。

その後、段ボールはアメリカでは電球などの壊れやすいガラス製品などを守るために、包む目的で使われるようになりました。

20世紀に入って、段ボールの製造技術は日本に伝わりました。

1909年に井上貞治郎氏は試行錯誤の末、厚紙を貼り合わせた段ボールの製造に成功しました。この井上氏はレンゴーの創業者で、段ボールの名付け親です。

2009年には段ボールは100周年を迎えました。
初期は段ボールの製造機械は小型でしたが、どんどん大型化になり、より速く、より上質な製品を大量生産できるようになりました。

その間、水にぬれても大丈夫な段ボールや野菜の鮮度を保てる段ボールなど、時代のニーズに応えながらどんどん進化し続けています。

ちなみに日本の段ボール生産量は中国、米国に次いで世界第3位です。

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段ボールの秘密

軽くて力持ち

段ボールケースを4箱準備して、その箱の上に1トン以上ある自動車を乗せても、段ボール箱がへちゃがったり、つぶれたりすることはありません。

リサイクル界の代表選手

分別回収されて何度も生まれ変わります。
日本では、平均すると7~8回も再生されていると言われています。

自然に還る

段ボールは元々木材が原料です。
自然から生まれて、自然に還る地球にやさしい素材です。

段ボールの意外な用途

段ボールは想像以上に軽くて強度があるので箱以外にテーブル、イス、机、本棚、玩具など、さまざまな用途に使われています。

また、ビルなどの換気に使われる空調ダクトとしてアルミニウム箔をラミネートした段ボールが使われています。

最近では英国トヨタのレクサス部門が、シートやハンドル、タイヤに至るまで段ボールで作ったレクサスISを発表して話題になっています。

この他に段ボール製のカメラ、スピーカーなども作られています。

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