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焼き芋は皮ごと食べますか?皮をむいて食べますか?

サツマイモを焼き芋にして食べる時、皮はどうしていますか?

サツマイモの本体は栄養価の高い食材ですが、皮の部分にも、本体以上に有効成分が豊富に含まれており、捨ててしまうのはもったいないです。

ここではさつまいもの皮に含まれている有効成分について記載しています。

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さつまいの皮の有効成分

さつまいの皮に含まれる有効成分のうち、アントシアニン、クロロゲン酸、ヤラピンについてご紹介します。

アントシアニン

サツマイモの赤紫色の皮にはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。

特にサツマイモの一種である紅サツマイモにはアントシアニンが豊富に含まれています。

アントシアニンには強力な抗酸化作用、視覚機能の改善効果、メタボリックシンドロームの予防効果、肝機能の改善効果などがあります。

抗酸化作用

傷や紫外線などにさらされることにより生じる活性酸素は血管や細胞を傷つけ、体の内側を酸化させ、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。

アントシアニンが持つ抗酸化作用によって、活性酸素を抑制し、このようなダメージから身を守ることができます。

視覚機能の改善

アントシアニンは目の機能を向上させる栄養成分として注目を集めています。

アントシアニンは見る働きを司るロドプシンという物質の再合成を促進する働きがあり、視覚機能を改善する効果があることが明らかになっています。

ロドプシンの再合成が遅れると、目がショボついたり、ぼやけるなどの疲れ目の原因にもつながります

また、白内障や緑内障などの眼病を予防する効果もあるとされています。

メタボリックシンドロームを予防する

アントシアニンには、メタボリックシンドロームの予防効果があるという研究結果が発表されています。

メタボリックシンドロームは、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣により、内臓に脂肪が溜まりやすくなり、高血糖、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの様々な生活習慣病の要因となります。

肝機能の改善

アントシアニンは、軽度の肝機能障害に対して、紅サツマイモから作ったサツマイモジュースを飲むと、肝機能の改善に有効だといわれています。

クロロゲン酸

サツマイモの皮にはクロロゲン酸が含まれています。

クロロゲン酸もポリフェノールの一種で、アントシアニンと同じ抗酸化作用のほか、脂肪肝を予防する効果、糖尿病や肥満の予防効果があります。

脂肪肝を予防する効果

クロロゲン酸には、中性脂肪が肝臓に溜まることによって起こる脂肪肝を予防する効果があります。

脂肪肝はメタボリックシンドロームにつながるといわれていて、そのまま放置すると肝炎などを引き起こすリスクが高くなり、動脈硬化の原因にもなります。

糖尿病、肥満の予防

クロロゲン酸には、糖を分解するある酵素の働きを阻害することにより、糖質の分解、吸収を抑制する働きがあります。

糖尿病の予防、治療は、血糖を必要以上に上昇させないようにすることですから、クロロゲン酸の働きで糖尿病を予防することができます。

また、肥満の予防にも役立ち、ダイエット効果が期待できます。

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ヤラピン

サツマイモに傷をつけると白い汁が出てきます。これはヤラピンという成分です。

ヤラピンは、皮に近い部分に多く含まれているため、サツマイモは皮ごと食べるのが望ましいのです。

ヤラピンには便秘の解消、胸やけ防止、ガスの発生を抑えるなどの効果があります。

便秘を解消する

ヤラピンは便秘を解消する働きがあります。

胃の粘膜を保護し、腸のぜんどう運動を促進して、便をやわらかくして便秘を解消する働きがあります。

さつまいも本体には、元々不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

不溶性食物繊維は消化されずに腸まで届き、この間水分を吸収するため体積が大きく膨らみ、腸への刺激が強くなるので排便がやりやすくなります。

そしてヤラピンとの相乗効果で便秘を解消する働きは、より一層高まります。

胸やけ防止

さつまいもは、同じようなデンプンを含む米や小麦と比べると、胃腸での消化のスピードが遅いのが特徴です。

食べた物が胃に留まっている時間が長いと、胃で盛んに分泌された胃液が食道の下部に逆流し食道粘膜を刺激して胸やけが起こります。

しかし、皮ごと食べることにより、皮付近にあるヤラピンの働きで、そのデンプンを分解して消化が促進されるので、胸やけが起こりにくくなります。

ガスの発生を抑える

さつまいもは、先に記したように胃腸での消化のスピードが遅いのが特徴です。

消化が遅いと、胃腸が伸び縮みしながらサツマイモを推し進めるぜんどう運動の量が多くなり、消化管の中でガスがどんどん発生するので、おならが出やすくなります。

ヤラピンはデンプンの消化を促進するため、オナラが出にくくなります。


以上のようにさつまいもの皮には、優れた効果、効能をもつ有効成分を含んでいます。

衛生面から焼き芋の皮をむいて食べているのでしたら、それはもったいない話です。

スーパーで売られているサツマイモは、大抵洗浄されたものが並んでいると思いますが、不安でしたら、スポンジやタワシで水洗いしてから焼き芋にしてみてはどうでしょうか。くぼみなどのごみもきれいに落ちます。

まとめ

焼き芋は皮ごと食べるのが望ましいです。

さつまいもの皮にはアントシアン、クロロゲン酸、ヤラピンなどの有効成分が多く含まれているからです。

また、さつまいもを食べると発生しやすい胸やけ、ガスの発生も防ぐことができます。

衛生面で不安なら、スポンジやタワシなどで水洗いしてから焼き芋にしたらどうでしょうか。

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