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健康

甘酒って健康食品なの? その効能、効果とは?

2016/07/12

江戸時代に甘酒は夏バテ防止の栄養ドリンクだった

甘酒といえば冬の寒い時期に温めて飲むというイメージがありますが、意外にも甘酒は俳句では夏の季語になっています。    

江戸時代には、天秤棒をかついだ甘酒売りが夏場に甘酒を売ったことから、夏の風物詩となりました。

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江戸時代は今のようにエアコンもありませんし、夏の暑さに耐えられない人が多かった筈です。
夏バテ防止にお金持ちはウナギを食べ、庶民は甘酒を飲んで夏場をしのいでいたのです。

甘酒は体力が落ちた時、滋養強壮にもってこいの飲物だったのです。

甘酒は飲む点滴

甘酒は、天然のブドウ糖、ビタミン、必須アミノ酸が豊富に含まれており、栄養の宝庫と言えます。

病院で行われる点滴の多くは、ブドウ糖溶液、ビタミン溶液、アミノ酸溶液を補給するものなので、同様の栄養を含む甘酒は、飲む点滴と言われ、様々な健康、美容効果があります。

甘酒の効能、効果

アミノ酸~美肌効果

人間の体は約20種類のアミノ酸から構成されていて、その中の9つは口からしか摂取できない必須アミノ酸で、甘酒にはこの必須アミノ酸9種類が全て含まれています。

美肌の元となるコラーゲンはアミノ酸が結合してできるので、甘酒により美肌効果が期待できます。

GABA~ストレス緩和、動脈硬化予防、コレステロール抑制

甘酒の中にはGABAというアミノ酸の一種も含まれています。
イライラやストレス緩和に効果的です。

そのほかGABAには、血液をサラサラにしたり、動脈硬化の予防、コレステロール値上昇の抑制などの効果があります。

ビタミンB群~脂肪を燃焼させる

米麹から作られる甘酒には麹菌の作用でビタミンB群が作られます。

ビタミンB群は代謝を補助して脂肪を燃焼する働きを持っています。

ペプチド~高血圧予防

高血圧予防が期待できる甘酒成分はアミノ酸の一種のペプチドです。

ペプチドは体の中の悪いホルモンを抑える働きをします。

疲れている時やストレスが溜まっているときは悪いホルモンが分泌され、血圧が上がります。甘酒を飲むことにより、悪いホルモンの分泌を抑えて血圧が下がります。

ペプチドはこの他に疲労回復、肥満糖尿病予防の効果も期待できます。

システイン~疲労回復

甘酒にはシスティンと呼ばれるアミノ酸の一種が含まれており、これが肌の新陳代謝を活性化し、エネルギー代謝が活発になるので疲労回復が早くなります。

食物繊維、オリゴ糖~整腸作用

甘酒には食物繊維が含まれていて、腸内の不要物の掃除をしてくれます。

また、オリゴ糖も含まれていて、これは腸内で働く善玉菌のエサになるので、善玉菌の働きが活性化し、腸内環境が良くなります。

ビオチン~髪の毛がつやつやになる

甘酒に含まれるビオチンは髪の毛、皮膚、粘膜の健康を保持し、コラーゲンの成分を促進するといわれていて、髪がつやつやになります。

コウジ酸~美白作用

米麹から作られる甘酒には、コウジ酸が豊富に含まれています。

皮膚が紫外線を浴びると、メラニンが蓄積され、色素沈着を起こしてしまうのですが、コウジ酸はこの働きを抑制し、肌が黒くなるのを防止し、シミやそばかすが薄くなる美白作用があります。

また、コウジ酸は肌老化の原因となるAGE (終末糖化産物)の生成を抑制する働きがあります。

AGE (終末糖化産物)については「AGE(終末糖化産物)をためない老化を防止する8つの方法」を参照してください。

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甘酒には2種類ある

甘酒には酒粕から作られる甘酒と米麹から作られる甘酒の2種類があります。

酒粕から作られる甘酒

市販されている甘酒の多くは酒粕から作られた甘酒です。

酒粕に砂糖を加えて作られており、ダイエットには向いていません。

また、アルコールも含まれているので子供は飲むことができません。

米麹から作られる甘酒

米麹から作られた甘酒は、米に米麹を加えて作られます。
砂糖は加えず、その甘みは麹が引き出したお米の甘みです。

甘酒の効能、効果で記載しているように米麹で作られた甘酒だけにしか効果がないものがあり、米麹甘酒の方が効果が高いのです。

また、酒粕から作られる甘酒はアルコール分と砂糖が含まれています。
できれば米麹甘酒を摂取するようにしましょう。

甘酒の摂取する目安

甘酒が健康、美容に良いからといって何杯も飲んでよいというものではありません。

なんでも程度というものがあります。

1日の摂取量の目安は180~200mlくらいにしましょう。

簡単で効果の高い米麹甘酒の作り方

材料
ウーロン茶 800ml
米麹 200g
炊飯器があれば簡単に作れます。

作り方
炊飯器はフタをしないで、きれいな布を被せ、保温状態で4時間発酵させます。

これをミキサーにかけて粒を細かくします。

以上で甘酒のできあがりです。

ご飯を使用していないので通常の甘酒より低カロリーです。
また、ウーロン茶による利尿作用やダイエット効果も期待できます。

この甘酒に材料を加えることにより、さらに効果的な甘酒ができます。

甘酒100g+ブルーベリー100g

甘酒100gにブルーベリー100gを加え、ミキサーでかき混ぜます。
ブルーベリーに含まれているアントシアニンは抗酸化作用があり、目のかすみや眼精疲労に効果が期待できます。

甘酒100g+ヨーグルト120g +牛乳120g

甘酒100gにヨーグルト120gと牛乳120gを加えてまろやかにします。
甘酒の麹菌やヨーグルトの乳酸菌などが腸に働きかけ免疫力を高め、熱中症予防の効果が期待できます。

甘酒100g+しょうが(すりおろし)適量 

甘酒に摩り下ろしたショウガを適量加えることにより、血の巡りがよくなり、冷え性が改善し、血圧も下げることができます。


米麹甘酒を自分で作らなくても、近くのスーパーや楽天、アマゾンなどの通販でも購入することができます。

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