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暮らしと生活

畳の歴史とサイズ

2016/04/11

20150706畳
昔から畳は日本人と切っても切れない馴染み深い関係にあります。

伝統的なものでも外国から伝わったものが多い中で畳は日本独特のものです。

畳のサイズは実は決まったサイズがあるのではなく地域によりばらばらなんです。

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畳の歴史

畳は外国から入ってきたものではなく、日本独特のものです。

奈良時代に筵(むしろ)を何層にも重ねたものを寝台として使うようになりました。

平安時代に貴族よって「置き畳」として畳が使用されるようになりました。


鎌倉、室町時代に書院造の様式が誕生し、部屋全体に畳が敷き詰められるようになりました。

安土桃山時代に茶道が発達し、茶室建築から畳は町人に引き継がれました。

江戸時代には半ばを過ぎてから、以前は高価で高級にとされていた畳が、一般庶民に普及し始めました。

明治時代には畳の規制(柄など)がなくなり、一般社会に普及するようになりました。

昭和40年代、畳づくりはピークを迎えました。和室がメインの住宅は畳の需要を ますます伸ばし、畳生産の過去最高になりました。

昭和50年代後半になると、マンションの建設が増え、生活様式の洋風化が進み、新築マンションの間取りは洋室が主流になり、畳の生産は減少しました。

畳のサイズは地域によってバラバラ

畳のサイズは基本的には「座って半畳、寝て一畳」といわれ、人の身長から割り出されています。基本のサイズ比は、長辺2に対して短辺1となります。

畳1枚のサイズは、地域により異なり、京間が1番大きく、東へいくほど小さくなっており、団地間が一番小さくなっています。

なぜこのように地域によりばらばらなのでしょうか?いろいろ説があります。

その説の一つが住宅の建築方法の違いによるものです。

関西では畳に合わせて柱を立てる「畳割り」という方法が一般的です。

これに対し、短期間で人口が増えて住宅への需要が急増した江戸では効率化のため、柱の中心と中心の間隔を1間(6尺)とする「柱割り」が主流になり、このため江戸間の畳は柱の太さの分だけ1間より小さくなったという説があります。

各地域での標準サイズは、次のとおりです。
京間:1,910mm×955mm
中京間:1,820mm×910mm
関東間:1,758mm×879mm
団地間:850mm×1700mm

以上のように畳のサイズは統一化された規格がない珍しい存在なのです。

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