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色で見分ける新技術 カメレオンコード~価格、事例は?

2016/05/24

20160225カメレオンコード

カメレオンコードと呼ばれるカラーコードが注目を集めています。 

カメレオンコードは従来からあるバーコード、QRコードなどとは違い、情報を色で見分けるもので、認識するのはスマートホンなどのカメラです。

カメラと色で認証技術に革命が起きようとしています。

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カメレオンコードについて

カメレオンコードを開発したのはシフトという会社です。

カメレオンコードとは

カメレオンコードとは、カラープリンターなどでおなじみのシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックを使った次世代カラーバーコードです。

特長

・カラーコードは市販のカラープリンタで作成できるので、ICタグより低価格
ハードは市販のパソコンとWebカメラ(ネットワークカメラ)またはスマートホンで
 実現可能なため低価格で実現可能。
・接写する必要がなく、画像の一部(画面の約2%以上)にカメレオンコードを入れて
   撮影すればok。
・コード1個ならば0.3秒以内、複数一括認識でも1秒以内の高速認識可能。
・カメラの選定次第で様々な距離からの認識が可能。
   QRコード(2次元バーコード)に比べて約50倍の距離から認識が可能
・複数のカメレオンコードを認識範囲に収めれば複数個同時認識が可能。

考えられる用途

・塾や学校などの生徒入退室システム
・駐車場の入出庫認証システム
・資産(在庫)管理システム
・子供向け遊戯施設の入場者管理システム
・電磁波を発生しないため医療機関や精密機器を扱う分野への応用が期待されています。

シフトからの提供形態

システムのハードは市販品が使用可能なため、シフトからは、カメレオンコード認証システムのライセンス供与という形で提供されます。

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カメレオンコードの事例

図書館

町田市立中央図書館では2015年3月からカラーコードを導入しており、120万冊の蔵書の背表紙にはカラーコードが貼られています。

蔵書の管理は従来バーコードで行っていました、この場合本を1冊ずつ取り出して情報を読み取る作業が必要でした。

カメレオンコード導入により作業効率が大幅に上がりました。

棚に並んだままの状態で本の背表紙をスマートホンで連続して撮影するだけで、本の管理ができるようになりました。

業務用パンの製造工場

作業着の帽子の頭頂部にカラーコードを貼り付け、天井に設置した監視カメラで撮影して、工場従業員の入退室を管理しようとしています。
エリアごとに許可されていない人が入ってくるとアラームで警告します。

異物混入など食の安心、安全が社会問題になる中、導入を決めました。

顔認証を加えた独自認証システム

カラーコードを使ったより高度なセキュリティー技術も開発されています。

カラーコードの技術をもつシフトとNEC、大林組の3社で独自の認証システムを研究しています。

1台のカメラでカラーコードと顔の2つを認証し、入退室の管理に使うものです。

カメラの前を通るだけで、ICカードをかざしたり、指をかざしたりする必要がありません。

セキュリティを高めようとすると、利便性は落ちてしまいます。

このシステムでは認証される側がストレスなく認証することができます。

東京オリンピックに向け大規模施設が続々と計画されており、建設、土木現場でのセキュリィティ対策として使われ始めています。

カメレオンコードは10年前に開発された技術ですが、なかなか普及せず、ここ1年で急速に普及しています。

スマホなどを使った画像認識技術が進歩したためです。

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出典
WBS
シフトホームページ

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