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教養・雑学

苔の生態

2016/07/11

20150703コケ
苔というと何を思い出しますか?

スギゴケ、ゼニゴケとか小学校の頃に習ったような記憶があります。

大昔、植物は水中で生息していて、そこから進化して今から4億年ほど前に地上で暮らすようになりました。

        
        
        
        

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地上の植物の先祖となるこの植物はクックソニアというものです。このクックソニアから生まれた植物の一つが苔です。

苔は小さく原始的なままで現代まで生き残っています。

苔の生態

苔は世界で2万種類もあるそうです。

苔が必要なのは、日光、水、空気だけです。他の植物と同様光合成はしますが、根を持たず、葉や茎から直接水や養分を吸収するため、土がなくても岩やコンクリートの上でも育ちます。

苔は花が咲いて種を実らせる種子植物とはちがい、胞子で増える植物です
多くの苔は冬でも緑色を保ち、数年間生き続けます。

長いものでは80年以上生き続けているという報告がある一方、数週間で枯れてしまうものもあるようです。

水分が足りなくなり乾いてしまいそうになると、休眠モードに入って生命活動を一時的に停止する苔がたくさんあり、必要な水分がもどると生命活動を再開します。

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苔の役割

苔の一種にミズゴケがあります。地球の陸地面積の1%はミズゴケの湿原だそうです。
ミズゴケは死ぬとそのからだが堆積してピートという泥のような厚い層をつくります。

ピートは乾くとよく燃え、北欧やロシアでは古くから燃料として使われてきており、現在も、火力発電の燃料としても使われています。

ピートは世界中で1000億トンの石油に相当するほどあるといわれ、燃料としても注目されています。

木は地球温暖化の原因となっている二酸化炭素を吸収しますが、枯れるとため込んだ二酸化炭素をまた大気中に放出してしまいます。

苔も木、その他植物と同様、光合成をし、二酸化炭素を吸収しますが、ミズゴケは何千年にもわたり分解されることなくピートとして堆積していくため、二酸化炭素を貯め込んでいくため、地球温暖化防止に貢献しています。

都市ではヒートアイランド現象が問題となっています。

ビルの屋上に植物を植えて緑化する方法がヒートアイランド対策として取り組まれていますが、樹木や草花を植えるには土が必要で、手入れも必要です。そこで土が不要で手間もほとんどかからないコケによる屋上緑化が注目されはじめています。

まとめ

最近は園芸店などで緑色をしたボール状の苔玉と呼ばれるものが販売されています。
これは土は必要がなく、室内でも観葉植物として楽しむことが出来ます。

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