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蚊に刺されやすい人の原因とは?

2016/08/16

20160630蚊
夏といえば蚊ですが、同じ場所にいても蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいますね。

蚊に刺されやすい人はどのような原因があるのでしょうか?

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蚊に刺されやすいのはどんな人?

蚊には温度センサー、においセンサー、二酸化炭素用センサー、視覚センサーを巧みに組み合わせて、獲物である人間を見つけていると考えられています。
 
蚊は高めの体温、汗に含まれている乳酸、吐く息の二酸化炭素体の脂や足の臭いを好みますので以下のような人は蚊に刺されやすいのです。

・子供、妊婦、運動直後のような体温の高い人、
・汗かきの人、運動直後で汗で濡れている人
・呼吸が浅くて時間間隔が短い人、飲酒して皮膚から二酸化炭素を出している人
・不潔な人、体臭の強い人

飲酒すると、アルコールを肝臓で分解する過程で二酸化炭素を吐き出す量が増え、
さらに呼吸数も増えるので、蚊に見つけられやすくなり刺されやすくなるようです。

また、黒色は蚊にとって保護色となるので黒い服を着ていたり、日によく焼けていると刺されやすくなります

血液型がO型の人は他の血液型の人より蚊が近づきやすいことが実験により確認されていますが、どの成分が蚊を引き付けるのかは分かっていません。

人を刺す蚊は?

日本には112種類の蚊が生息していて、このうち、動物から血を吸うのは108種類、人から血を吸うのは57種類が確認されています。

病気をうつす蚊は?

全ての蚊が人に病気をうつすわけではありません。

人や動物の血を吸うのは、産卵のためにたんぱく質を摂取するメスの蚊だけです。

メスの蚊が病気に感染した人から血を吸い、吸った血に含まれる病原菌が蚊の体内で増殖し、別の人の血を吸うときに蚊の唾液に混ざってその病原菌が別の人へと伝播していくのです。

人に病気をうつす蚊は、主に3グループあり、蚊の種類と病気の種類はだいたいセットになっています

・ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ…ジカ熱デング熱、黄熱
・コガタアカイエカ、アカイエカ …日本脳炎、ウエストナイル熱
・シナハマダラカ        …マラリア

蚊に刺されて感染する確率は?

蚊に刺されて感染する確率は、ウイルスの流行度合いと蚊に刺される数によって決まります。
刺された箇所が1~2ヶ所程度なら、感染する確率は非常に低いですが、何の対策も立てずに、放置すると感染する確率はぐんと高くなります。

蚊に刺されて感染しても症状が出ない場合も多く、デング熱やジカ熱では80%は症状がでないといわれています。このことが知らない間に病気を広げてしまうことになります。

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蚊が血を吸っている間はなぜ痛みを感じないの?

蚊の針は直径約80μmの太さで、ストロー状の針とその両脇にギザギザが付いた2本のノコギリ状の針を上下に振動させながら皮膚を切り裂き、針全体を皮膚の中に差しこんでいきます。

ギザギザによって皮膚を巻き込むことなく交互に掘り進んでいくため、痛点への刺激は最小限で済み、痛みの発生を抑えているのです。

蚊の針のメカニズムをまねた痛くない注射器も開発されています。

蚊に刺されてエイズ (HIV)に感染しないの?

エイズウィルス(HIV)が付着した針で注射すると、エイズウィルスに感染することがありますが、蚊を媒介してエイズに感染するのではという疑問が起こります。

HIVウィルスは人間が持っているT細胞に侵入して、自分の複製をつくって増殖します。
蚊がHIVに感染している人の血を吸った場合、HIVウィルスは蚊の消化管に入りますが、蚊は人間のT細胞を持っていないので、ウィルスは自己複製ができず、蚊の消化機能の働きで分解されてしまうので、次に刺された人にはうつることはありません。

また、蚊の唾液腺や口吻(こうふん)周辺に付いたエイズウィルスを人の体内に注入することになっても、感染に必要なウィルス量に比べて十分少ないため、刺された人に感染することはありません。

蚊に刺されないための対策

・蚊がよくいる場所や活動する時間帯は避けることです。

・外出する時は長袖や長ズボンなどの服を着用し、できるだけ肌を露出させない
   ようにしましょう。

・虫よけや蚊取り線香を上手に使いましょう。

・雨が降っている間は、蚊はどこかへ避難しているので、野外にはほとんどいません。
   雨上がりに蚊のいる場所へ出かけるのは避けましょう。

・屋内では、虫よけや蚊取り線香がなくても、蚊帳や扇風機を使用するのが有効です。

・蚊は秒速2.4m以上の風があると獲物のにおい情報がかく乱されてしまうため、
   獲物を察知できなくなるためです。

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