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健康

見た目が若い人は健康で寿命が長い!

2017/06/28

年相応に見える人もいれば、実際の年よりものすごく若く見える人もいますね。

見た目年齢は単に見た目の違いだけではなく、寿命、細胞レベルの若さ、血管年齢にも関わっていることが研究結果より明らかになっています。

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見た目と寿命の研究

見た目と死亡率

デンマークである実験が行われました。

70歳以上の1826人の双子を集めてきます。

双子は遺伝子が同じですが、70歳を超えると見た目が変わってきます。
双子の若く見えるほうと、老けて見えるほうに分け、その7年後の死亡率を比較しました。

双子では同じような割合で死亡するように思いますが、実際には同じ双子でも、老けてみえるほうの死亡率が若く見える方の死亡率の2倍近く高いという結果が出ました。

即ち、見かけが若い人は寿命が長いということです。

同じ遺伝子を持っていても、その後の生活習慣や環境の違いにより、生じた見た目の違いが寿命のバロメーターになっているということです。

見た目の若さは体の機能や細胞レベルでの生物学的な老化と深く関わっており、70歳以上の高齢者においては寿命を予測する重要な指標になると考えられています。

また、この研究の中でテロメアの調査も行っています。

テロメアは染色体の末端にある細胞で、二重螺旋になっているDNAがバラバラにならないように束ねると共に、先端を保護する役割も持っています。

テロメアは細胞が分裂するたびに短くなり、その都度、テロメラーゼという酵素に修復されて長さを維持しているのですが、修復が間に合わなくなって限界まで長さが短くなると、細胞は死滅してしまいます。

テロメアは長いほど細胞は若く、短くなるにつれて細胞の機能が衰え、老化が進むことが分かっていて、テロメアの長さは細胞の若さの指標ということができます。

この研究で見た目年齢が若い人ほどテロメアが長いという結果が出ました。

これは見た目が若い人ほど細胞が若いということになり、見た目年齢と若さの関係が細胞という生理学的な側面から裏づけられたと言えるのです 。

見た目と血管年齢

愛媛大学では、見た目年齢と血管年齢の関係を調べました。

平均年齢約67歳の男女273人の写真から女性看護師20人が見た目年齢を評価し、動脈硬化リスク因子と合わせて分析したところ、見た目年齢が動脈硬化リスクと相関があることが分かりました。

見た目年齢が若いと動脈硬化が進んでおらず、血管年齢も若いことが分かりました。

血管年齢は、血管の老化度の目安を表す指標で、血管年齢が高いと動脈硬化が進行していることを表し、血管年齢が低いと動脈硬化がそれほど進行していないことを表しています。

動脈硬化は、血管の老化などが原因で、血管が硬くなったり、さまざまな物質が溜まることで血管が狭くなり、血管内の血流が滞ってしまうことを言います。

以上のことから、見かけ年齢が若いと、細胞レベルでも若く、また、血管年齢も若いということです。

逆に老けて見えるということは、体内でも、老化やそれに伴う病気が進んでいる可能性が高いのです。

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老化の原因は活性酸素

老化の原因は活性酸素です。

活性酸素自体は体内に侵入してきた異物などの細菌を攻撃し、撃退するという重要な役割がありますが、必要以上に生成されると健康な細胞が攻撃の対象とされ、細胞が壊れて障害を起こして、死滅してしまいます。

余分な活性酸素が発生すると、SODやカタラーゼという抗酸化酵素が分泌して活性酸素を除去し、無毒化するシステムがあります。

しかし、これらの酵素の体内での生成能力は20代をピークに年齢とともに減少していきます。50代後半になると20代の半分ほどになります。

30代になると、活性酸素は体内に残りやすくなり、徐々に体の酸化が進んでいきます。

若く保つためには、できるだけ活性酸素を発生させないようにする必要があります。

何もしなくても吸った空気の約2%は活性酸素となりますが、活性酸素の発生量は生活習慣により大きく変わり、少なくすることができます。

活性酸素を発生させない生活習慣については、記事「寿命に関係するテロメアを伸ばす方法はあるの?」を参照してください。

まとめ

見た目が若い人は細胞レベルで健康で寿命が長い傾向にあり、また、血管年齢も若いことが研究結果から明らかになっています。

老化は主に活性酸素が原因で起こり、若さを保つためにはできるだけ活性酸素を発生させない生活習慣が必要です。

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