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健康

過度の紫外線対策はビタミンD不足になる

2016/07/12

201507728紫外線とビタミンD
紫外線は皮膚の老化や皮膚がんの原因となり、悪いイメージがあるかもしれません。
特に女性は紫外線対策をしている人が多いと思いますが、あまりにも紫外線を浴びる量が少ないと人体に悪い影響が出るを知っていますか。

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なぜ紫外線が必要か?

私たちの皮膚は、紫外線を浴びるとビタミンDを合成します。それが、さまざまな病気の予防になったり、治療に効果が出ると期待されているのです。

ビタミンD以外のビタミンは主に食物から体内に取り込まれるのに対し、ビタミンDは、必要摂取量の80-90%が日光浴により体内で生成されます。このため、バランスのとれた食事をしていても、紫外線を浴びなければ、ビタミンDは不足してしまいます。

地球の約71億人の総人口中、約10億人はビタミンDが不足しているとされています。
米国では北緯38度より北の地域では、ビタミンDを合成するための紫外線が足りないとされています。日本では東北地方や北海道が北緯38度より北に位置します。

また日焼け止めを使いすぎたり、日傘などで日差しをよけすぎたりすると、紫外線がブロックされて、皮膚で合成されるはずのビタミンDができません。

必要な日光照射の目安

世界保健機関(WHO)によると、ビタミンDを作るのに必要な日光照射の目安は、肌の色や生活習慣で違いはありますが、1週間に2、3回、顔と両手両腕に夏季で約5~15分(低緯度はさらに短時間)としています。

また、環境省では日本における日光照射時間は、両手の甲に1日1回、日向で約15分あるいは日陰で約30分必要としています(平均的な食事の摂取は必要)。

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ビタミンDの役割

ビタミンDは、古い骨を溶かして新しい骨を作る骨代謝の維持や活性化に重要な役割を担っています。

ビタミンDが不足すると大人の場合には骨軟化症、子どもの場合はくる病が起こります。骨軟化症、くる病はどちらも背中、胸、足など体中の骨が変形して曲がってしまう病気です。閉経後の女性や高齢者はカルシウムを十分に摂取していても、ビタミンD不足によって吸収や代謝が悪くなり、骨粗しょう症になりやすくなります。

骨粗しょう症は骨がもろくなる病気で、少しの衝撃でも骨折しやすいため、高齢者の寝たきりの原因となります。

ビタミンDやカルシウムの摂取が少ないと、血管へのカルシウム沈着が起こり動脈硬化となる心配もあります。

ビタミンDには以下の効果が知られています。
・骨や歯を丈夫にする効果
・糖尿病を予防する効果
・免疫力を高める効果
・インフルエンザを予防する効果

まとめ

過度の紫外線対策はビタミンD不足を引き起こします。適度に日光を浴びましょう。

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