クローバーは和名をシ口ツメクサいい、本来は三つ葉です。
四つ葉のクローバーは、古くから幸運を象徴するシンボルとして親しまれてきました。
その希少性から、見つけたときの喜びは格別ですよね。しかし、一度として見つけたことがないという方も多いかもしれません。
この記事では、四つ葉のクローバーを見つけるための効果的な方法について詳しくご紹介します。
先ず、通常三つ葉のクローバーが四つ葉になることがあるのかをみておきましょう。
クローバーがなぜ四つ葉になることがあるの?
クローバーの葉は普通3枚の三つ葉のクローバーですが、四つ葉のクローバーが見つかることがあります。
刺激を受ける
クローバーの葉の成長の初期に外部から刺激を受けることで、3枚に分かれるという遺伝子の指示にエラーが起きる場合があります。
クローバーの茎を顕微鏡でよく見ると、原基という葉っぱの赤ちゃんが見つかります。
この原基は非常にデリケートで、人に踏まれたり、虫などに触られたりして傷がつくと、本来はきれいに3枚に分かれる葉が4枚に分かれることがあります。
栄養が多すぎる
栄養が多すぎると、いつもより大きい葉っぱの土台ができてしまい、土台が大きいとその結果、葉の枚数が増えることがあります。
遺伝子に突然変異が起きる
遺伝子の指示のエラーではなく、遺伝子自体に突然変異が起きて四つ葉になる場合があります。
これは、クローバーの設計図に書かれた3枚に分けるという指示自体が、4枚に分けるという内容に変わるということです。
突然変異でできた四つ葉のクローバーの株があった場合、そこから自家受粉で取った種ならば、普通の株よりは四つ葉のクローバーが現れる確率は高いと考えられます。
四つ葉のクローバーの見つけ方
見つけやすい時間帯
昼間は水平に開いていたクローバーの葉は、夜になると3枚立って寝ます。これは、昼間光合成で蓄積した栄養分を夜に消耗させないためです。
このため、夜間は昼よりは見つけにくいですし、また、単純に暗いより明るいほうが見やすいです。
見つけやすい季節
四つ葉のクローバーは、主に春から初夏にかけての季節に見つけることができることが多いです。
これは成長期であるため、葉の数が増えやすくなる時期と言えるでしょう。特に4月から6月にかけて見つけやすい時期とされています。
この時期には日照時間も長く、湿度も適切なため、四つ葉のクローバーが茂りやすい環境となります。
見つけやすい場所
したがって、四つ葉のクローバーはよく踏まれる場所のほうが見つかりやすいのです。
狙い目は、河川敷や原っぱのように多くの人や動物が歩く場所です。クローバーが生い茂っている場所より探しやすいですし、隠れている可能性も高いです。
また、道端や学校の運動場など、人に踏まれやすい場所を探すと、見つかることが多いです。
四つ葉のクローバーを見つけたら
四つ葉のクローバーは、その希少性と幸運を象徴する意味から、お守りとして持ち歩くことで幸運を引き寄せると言われています。
次に、四つ葉のクローバーをお守りとして楽しむ方法をご紹介します。
乾燥保存
四つ葉のクローバーを見つけたら、まずはその美しい姿を保つために乾燥保存を行いましょう。
クローバーを直射日光の当たらない場所で自然乾燥させ、湿気が抜けるまで待ちます。
その後、保存容器に入れて保管することで長くその形を保つことができます。
お守りとして持ち歩く
乾燥した四つ葉のクローバーは、お守りとして持ち歩くことで幸運を呼び込む力を発揮します。
小さな袋や透明のシール袋に入れて、財布やバッグの中に忍ばせてみてください。常に身近に幸運を感じることができるでしょう。
アクセサリーに加工する
四つ葉のクローバーをアクセサリーに加工することもおすすめです。
ペンダントやブレスレットとして加工することで、おしゃれなアクセントとしてだけでなく、幸運を身につける手段としても活用できます。
専門のクラフトショップで加工してもらうか、自分でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
四つ葉のクローバーの見つけ方、なぜ四つ葉のクローバーができるのかについてご紹介しました。
四つ葉のクローバーを見つけることは、希少性の高さから幸運を感じる瞬間です。
適切な場所、時期を選び、注意深く観察することで、あなたもその幸運を手にすることができるでしょう。
一度見つけると、その存在があなたの日常に幸せとポジティブなエネルギーをもたらしてくれることでしょう。