みんなでわいわいやりながらカラオケをするのは楽しいですね。
休日や学校帰りに友達や家族でカラオケにいく人も多いと思います。
昼間から歌い始めてあっという間に夜になってしまったこともあるかもしれません。
高校生、中学生、小学生の未成年の方は何時までカラオケ店を利用できるのでしょうか?
ここでは、高校生、中学生、小学生は何時までカラオケ店を利用できるのかを記載しています。
高校生、中学生、小学生のカラオケ利用は何時まで?
16歳以上18歳未満の人がカラオケ店を利用できるのはほとんどが22時までの店舗が多いです。地域によっては23時までの店舗もあります。
誕生日によっては高校生でも18歳の人がいますが、この場合は18歳未満の扱いになります。
ですから、高校生のカラオケ利用は原則22時までとなっています。
また、16歳未満の人(中学生以下)のカラオケ利用は18時までとなっています。
保護者同伴の場合は?
保護者または18歳以上の同伴者がいても利用時間は変わりません。
16歳未満の人(中学生以下)場合は、18時まで、16歳以上18歳未満の場合は20時までとなっています。
まれに店舗によって例外があることもあるようなので、それについては店に問い合わせたほうがよいでしょう。
高校生、中学生、小学生のカラオケ利用時間が決まっている理由
カラオケ店での高校生までの未成年者の利用時間が決まっているのは、日本カラオケボックス協会連合会が自主規制基準を作って実施しているからです。
日本カラオケボックス協会連合会というのは、全国のカラオケボックスの経営者の団体として設立されたもので、業界の自主規制基準を定めてカラオケボックスの健全な発展と青少年の健全育成を目的としています。
この自主規制を設けている中で、青少年の利用時間の制限については、「16歳未満の利用者は午後6時以降、18歳未満の利用者は午後10時以降利用させない」と決められています。
注意書きとして、この青少年の利用時間の制限は各都道府県の青少年保護育成条例等によるものと記載されています。
利用時間が22時、地域によって23時までと違いがあるのは、各都道府県の青少年保護育成条例によって決められた時間が違うためです。
利用客がこれに違反するとカラオケ店側が処罰されるので、年齢確認を行うことになります。
身分証を持参しよう
カラオケ店では年齢確認のため、身分証の提示を求められることがあります。
それを証明するものがないと、入店を拒否されたり、22時まで利用できるはずのところを身分証がないため、18時までしか利用できなくなる場合もあります。
このようなことがないように、未成年の方なら、健康保険証、学生証、生徒手帳、マイナンバーカード、パスポートなどの身分証を持参しましょう。
未成年者が夜遅くに外出する危険性
未成年者の外出時間に制限が設けられているのは、今までの事故や事件を基に、未成年者を危険から守るために作られた規定なのです。
特にカラオケ店は個室ということもあり危険性が高く、見知らぬ人が急に部屋に入ってきて、暴行を加えられたという事件も起きています。
夜遅くなってくると、酒に酔った人も増えて、絡まれたりする危険性もあります。
また、この規定をやぶると保護者や学校に連絡がいく場合があります。
カラオケ店舗側も未成年者を規定時間以上に滞在させたとして罰せられてしまい、店にも迷惑がかかってしまいます。
もっと遊びたいという気持ちになってしまうかもしれませんが、未成年者を守るために定められた規定だということを理解して、決められた時間には帰るようにしましょう。