184の非通知電話は番号がバレることはある？

何らかの事情で、非通知で電話相手にこちらの電話番号を知られずに電話したい場合があると思います。

ここでは、非通知電話のかけ方や非通知電話をかけても、かける相手によっては自分の電話番号が相手にバレてしまう場合があることを記載しています。

非通知電話のかけ方

電話をかける相手の電話番号の前に「184」をつけるだけで固定電話やiPhone、Android系スマホ等、どの電話からでも簡単に非通知電話をかけることができます。

例えば、09012345678の電話の相手に非通知電をかける場合には、「18409012345678」のような形になります。

スマホでは、184をつけなくても非通知電話をかけることができます。

電話アプリを開いて、メニューから「設定」を選びます。

設定の通話内にある「通話設定」から「ネットワークサービス」を選びます。

その中から発信者の番号通知設定ができます。

おおまかな手順は以上ですが、スマホの機種により手順が異なり、Android系スマホでは、通知設定ができないモデルがあるので注意が必要です。

また、公衆電話から電話をかけた場合でも非通知となります。

電話をかける相手の電話番号の前に184をつけて電話をかけると、電話を着信した相手には自分の電話番号が分からない「非通知」になります。

しかし、184をつけて電話をかけても、バレてしまうことがあります。

どんな場合にバレるのか順番にみていきましょう。

警察署や消防署へ電話するのに、自分の電話番号を知られたくない場合があるかもしれませんが、非通知で電話しても相手には発信者の電話番号はバレてしまいます。

これは、事件や犯罪を防止するために電話番号の開示を行っているので、非通知で電話をかけても電話番号が表示されてしまいます。

非通知で警察署や消防署へいたずら電話をかけた場合、最悪、罰せられることもあるので絶対いたずら電話はやめましょう。

また、NTTにかけた場合もバレてしまいます。

電話をかける先がIP電話を使用している場合、電話回線網の接続を行う電話交換機で番号通知or非通知の設定がされていないことが原因で電話番号が非通知にならずバレてしまうことがあります。

通常の電話では、電話の発信者と着信者は電話交換機を経由してつながりますが，電話交換機は，「非通知」という情報が届くと，発信者の電話番号を着信者に通知しないようになっています。

IP電話の場合には、電話交換機の代わりに，SIPサーバーという装置が入っていて、この装置の仕組みの違いにより、非通知で電話をかけても相手に電話番号がわかってしまう場合があります。

IP電話とは、インターネット回線を使用した電話のことで、電話番号の最初は050から始まります。

通常の固定電話の電話番号は、「市外局番＋市内局番＋加入者番号」で構成されていますが、 IP電話の番号は市外局番の部分が050となります。

このため、050などの番号から始まる電話番号へ電話を発信する場合は注意する必要があります。

通常、非通知で電話をかけた場合は、電話相手に自分の電話番号がバレることはありません。

警察や消防署へ非通知電話をかけても、電話番号が相手にわかってしまいます。

IP電話を使用している電話相手に非通知で電話をした場合、電話番号が知られてしまう場合と、知られない場合があります。