プラバンは、薄く延ばされたプラスチックの総称で、略してプラ板(プラバン)といいます。
プラバンは、通常油性ペンで描きますが、ある加工をすれば水性ペンや色鉛筆、クレヨンなどでも描くことができます。
ここでは、水性ペンや色鉛筆、クレヨンでプラバンに色付けする方法をご紹介します。
プラバンに水性ペンで描く方法
水性ペンは元々プラバンと相性がよくありません。そのままプラバンに水性ペンを使って絵や文字を描いても弾かれてすぐに消えてしまいます。
しかし、プラバンに紙やすりをかけると、表面に細かな傷がつき水性ペンでも絵や文字を描くことができるようになります。
使う紙やすりは200~400番台の細かいものが適しています。
荒い紙やすりを使うと削りが粗くなり、凹凸が大きくなって均一に着色することができません。
また、プラバンに雑に紙やすりをかけると、色付けした時にムラができてしまうので均等に紙やすりをかける必要があります。
表面が白っぽくなったら水性ペンで描き始めしょう。
おすすめの水性ペン
プラバンにおすすめの水性ペンはプロッキーです。
プラバンで使用するのに水性ペンの中でプロッキーが人気なのは色合いです。
プロッキーを使用すると、例えていうとガラス細工のような透き通った綺麗なものができ独特の風合いが出ます。
特にプラバンでアクセサリーを作る人には大人気の水性ペンです。
水性なので水を使ってぼかすことができ、うまくぼかしてグラデーションを作りこともできます。
プロッキーを使えば透明感があってキラキラしているものができ、夏場に使うアクセサリーや小物にあわせるのにもピッタリです。
紙やすりをかければ色鉛筆やクレヨンでも描ける
プラバンに紙やすりをかければ、色鉛筆やクレヨンでも描くことができます。
やすりがけの要領は水性ペンを使う時と同じで全体をむらなく削ってください。
小さいお子さんにペンを持たせるのはちょっと怖いかもしれませんが、色鉛筆やクレヨンなら服につきにくいですし、描いてしまった後でもすぐに落とせるので安心です。
100均の油性ペンでも描ける
プラバンには、もちろん100均の油性ペンでも問題なく描くことができます。
最近、100均では黒や赤以外にも色んなカラフルな色の油性ペンが販売されています。
油性ペンだけではなく、プラバンと相性のいいポスカのようなペンやアクリル絵の具も100均で入手することができます。
まとめ
今回は紙やすりを使って水性ペンなどでプラバンに描く方法をご紹介しました。
実は、現在では、紙やすりを使わなくても、直接水性ペンや色鉛筆で色付けできるフロストタイプのプラバンも販売されています。
他にも蛍光タイプや印刷ができるプラバンなどもあります。
プラバンは現在もどんどん進化しています。
プラバンは100均でも販売されていて、1人で楽しんでも良いですし、お子さんと一緒に楽しむのも良いいです。
プラバンの世界はなかなか奥が深く、やりだすと沼にハマるかもしれませんね。