棒金とは?棒金の入手方法、計算方法、お札に戻す方法などをご紹介!

皆さんは、硬貨が棒の形にまとめられているものを目にしたり、実際に触れたことはありますか?

特にアルバイトでレジを操作した経験のある方は、レジ内にこれらが収められているのを見たことがあるかもしれませんね。

これはセロファンで覆われた硬貨の束で、レジの釣り銭が足りなくなった際に補充するために使用されるものです。

このように硬貨を棒状に束ねたものを「棒金」と呼び、今回はその棒金に関して詳しく調べてみることにしました。

スポンサーリンク

棒金とは?

皆さんは、セロファンで包まれた硬貨が棒状にまとめられている「棒金」をご存知ですか?

これは、レジ機の中などでよく見かけるもので、硬貨を便利に管理するために使われます。

実は、銀行では「包装硬貨」と正式に呼ばれており、「ロール硬貨」や「銀行ロール」とも言われています。

1円から500円まで、様々な硬貨の棒金が存在し、銀行で手に入れることができます。

棒金1本いくら?

棒金1本に含まれる硬貨の枚数は、硬貨の種類に関わらず一律50枚です。

したがって、棒金1本の価値は以下の通りになります。

1円硬貨の棒金は50円、5円硬貨の棒金は250円、10円硬貨の棒金は500円、50円硬貨の棒金は2500円、100円硬貨の棒金は5000円、そして500円硬貨の棒金は25000円となります。

棒金があるときの総額の計算方法は?

棒金の総額を計算する際は、各硬貨の種類ごとに棒金1本あたりの枚数と本数を掛け合わせます。

例えば、500円硬貨が3本、100円硬貨が3本、50円硬貨が3本、10円硬貨が2本、5円硬貨が5本、1円硬貨が5本ある場合、それぞれの金種ごとに計算し、最後に合計します。

この方法で、どんなに多くの棒金があっても総額を簡単に算出できます。

スポンサーリンク

棒金の入手方法

棒金は銀行で入手可能です。銀行の窓口で両替申込書を記入し、硬貨50枚単位での両替を依頼すると棒金を受け取ることができます。

また、銀行内に設置されている両替機でも棒金の両替が可能です。

銀行窓口

銀行で両替を行う際、両替申込書(依頼書)に記入することが必要です。

この際、両替を希望する硬貨の種類を50枚単位で指定すると、その種類の棒金を受け取ることができます。

ただし、申込書には「棒金」や「ロール硬貨」「銀行ロール」といった特定の項目は設けられていません。

棒金は通常、1本あたり50枚の硬貨で構成されているため、50枚単位での指定が棒金の受け取りにつながります。

銀行の両替機

両替機を利用する際、紙幣や硬貨、包装された硬貨(棒金)など、様々な金種を両替することが可能です。

両替を希望する紙幣を機械に挿入すると、画面上で希望する硬貨の種類を選択できるようになります。

ここで、特定の硬貨の種類の横に「1本」と表示されている場合、それは棒金として両替することを意味します。

このようにして、画面上で「1本」と表示されている金種を選択することで、棒金としての両替が行えます。

両替機の使用には、硬貨を使った手数料支払いが必要なタイプや、その金融機関のキャッシュカード、特定の両替機専用カードを使用するタイプがあります。

特に、棒金への両替を行う場合、金融機関によっては両替機専用カードが必要になることもあるため、両替機の利用方法については注意が必要です。

棒金をお札に逆両替できる?

棒金を紙幣に変えることが可能かどうかについて調べてみました。

まず、結果をお伝えします。銀行の窓口での両替業務では、棒金から紙幣への逆両替が可能です。

しかし、ATMや両替機を利用した場合、直接的な逆両替は行うことができません。

ATMには元々両替機能が備わっておらず、棒金の状態で硬貨をATMに入れることもできません。

ただし、硬貨を預ける機能があるATMでは、棒金を解体し(包装を取り除き)、硬貨を預金口座に入金し、その後紙幣を引き出すことで、間接的に逆両替を行うことは可能です。

ただし、ATMで一度に入金できる硬貨の枚数には制限があるため、この方法を使用する際は注意が必要です。

また、ATMの硬貨投入口に棒金のまま(セロファンで包まれた状態で)投入すると、機械の詰まりや故障の原因となるため、絶対に避けるべきです。

まとめ

今回、棒金に関する情報を調べてお伝えしました。

店舗経営者の方々は、釣り銭のために棒金を頻繁に使用することがあるかもしれません。

しかし、その他の多くの方々にとっては、大量の硬貨を必要とする機会は少なく、棒金を実際に使用した経験がない方も多いでしょう。

棒金についてあまり知らない方々も、いざという時に棒金が必要になった際には、この記事が役立つと思います。ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました