クレジットカードの新しいカードや大切な書類は、多くの場合、簡易書留で届けられます。
しかし、家にいなかった際、簡易書留を宅配ボックスに入れることはできず、不在通知がポストに入れられます。
その状況となると、再度の配達を頼むか、または郵便局での引き取りが選べます。
家での受け取りや、郵便局での受け取りの際、簡易書留は他の人でも引き取ることが可能です。
家での受け取りの場合には、住所の確認と印鑑を押すだけでOKです。
では、本人以外の人が郵便局で代わりに受け取るとき、どんな手続きが求められるのでしょう。
この記事では、本人以外の人が簡易書留を郵便局で受け取る方法をご紹介します。
簡易書留を郵便局にて受け取る事前準備
まず、どの郵便局で受け取るかを選びます。
不在通知のQRをスキャンすることで、受け取る郵便局の選択を行います。
あるいは、不在通知に記された電話番号(24時間対応の自動応答)を使って、手続きを行うこともできます。
「配達を担当している窓口でのお受け取り」とは、主に郵便のバイクや宅配車が停車する郵便局のことを示します。
大半の郵便はこの担当の郵便局で預かれていますが、そこでの受け取りを希望する場合、前もって申し込む必要があります。
「他の郵便局での受け取り」とは、自宅近くなど、選んだ郵便局での受け取りを指します。
この方法を選ぶと、指定した郵便局に郵便が届くまでに1日必要で、週末や祝日は窓口が開かないことを考慮してください。
希望する郵便局に郵便が届いたかは、簡易書留の追跡番号で確かめることができます。
同居家族が郵便局で簡易書留を受け取る方法
郵便の窓口で、次のように伝えてください。
○○宛ての郵便を、こちらで受け取り依頼をしました。私は宛先の同じ家に住む家族です。
同居家族が代理で簡易書留を受け取る際、次のものが求められます。
・不在票
・身分証明書身(例:運転免許証やマイナンバーカード)
この身元証明書で、受取人と同じ苗字や住所であることが確かめられ、それにより同じ家に住む家族であることが立証されます。
私自身も、何回か家族の郵便を受け取りに行きましたが、印鑑は要求されませんでした。その代わり、その場でサインをすることが必要でした。
手続きは非常に簡単で、通勤途中に郵便局がある方には特に便利です。
同居人家族以外の人が郵便局で簡易書留を受け取る方法
たとえ、同じ家に住んでいても苗字が異なる、または同じ家に住んでいない家族や友達、知り合いが郵便を受け取る場合、次のものが要ります。
・委任状
・不在票
・身分証明書身(例:運転免許証やマイナンバーカード)
なお、郵便局には委託書の標準フォーマットは提供されていません。
委任状は、郵便の受取人に作成してもらうものです。
そして、郵便の窓口で、次のように伝えてください。
○○宛ての郵便物を私が代わりに受け取り依頼しました。私は代理として受け取ります。委任状はこれです。
印鑑は不要で、代わりにサインをすることが求められます。
簡易書留の保管期間
郵便の受け取りには一定の保管期間が設けられていますので、その期限を逃さないよう注意が必要です。
以前、期間内に受け取ることが難しい状況になった際、保管している郵便局に連絡し、1日の延長を頼んだ経験があります。
短期間であれば、保管の期間を伸ばしてもらえることもあるので、受け取りが難しい場合は、事前に電話で相談すると良いでしょう。
まとめ
頻繁に外出していて、いつ郵便を受け取ることができるか不明な場合、家族や友人でも郵便局の窓口での受け取りが可能です。
この方法を選択すると、配達員の作業も軽減されるため、直接郵便局での引き取りを考えてみると良いでしょう。