「くわばらくわばら」の意味と使い方 その由来とは?

「くわばらくわばら」という言葉を聞いたことはありませんか?

今ではあまり使わなくなってしまって、死語となった感がありますが、古い本の中や年配の方がよく口にしていた言葉です。

宮崎駿監督のアニメ「もののけ姫」の中にも出てきたことがあり、覚えている方もいるかもしれません。

ここでは、「くわばらくわばら」の意味や使い方、由来について記載しています。

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くわばらくわばらの意味

くわばらくわばらは、漢字で桑原桑原と書きます。

昔の人は雷がごろごろ鳴ると「くわばらくわばら」と唱えたと言われています。

それは古来より「くわばらくわばら」と唱えると、落雷を防ぎ、雷を除くことができるという言い伝えがあり、それが当たり前のように人々の風習となっていました。

その後、雷に関わらず、災難や禍事などが自分の身にふりかからないように唱える、まじないの言葉に転じました。

・落雷を防ぐおまじない
・災難や嫌なことを避けるためのおまじない

くわばらくわばらの使い方

くわばらくわばらの使い方をツイッターで調べてみました。

アダチさん なりふりかまわなくなりましたね?? 「辻元清美」と議論ですってよ。 「維新」と「立憲」とで議論?? どうぞ、どうぞ。 今思えば、大阪の選挙の時に、「大阪自民」に「共産党」や「立憲」がへばりつき、「自民支持者」も「維新支持」にまわってしまった?? くわばら、くわばら??
言いたい放題@nawasokori

昨夜は雷で電気が三度落ちたので、今朝は設定がリセットされた家電の設定打ち直しをしましたorz くわばらくわばら(-人-)
Tsunex@eightbridges_88

やけに梅田に警官多いなと思ったら拳銃奪われたからかな 最近多いもんなそういう事件くわばらくわばら...
もーち@paratus152

豪雨の中で帰宅するのはいやだ……!!くわばらくわばら
85????@kt_t17

サタデーステーション、イランとイラクを字幕で間違える。すごい珍しいもの見たが、自分も誤植に関わる仕事してるから人ごとじゃないな。くわばらくわばら
昼あんどん@arii7777

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くわばらくわばらの由来

くわばらくわばらの由来は諸説ありますが、ここではそのうちの3つを紹介します。

地名説1

まず、最も有力とされるのは地名説です。
京都府に桑原という地があります。

ここは昔、菅原道真の統括地でしたが、道真は藤原氏の陰謀により太宰府へと左遷されてしまいます。

道真は非常に憤慨し、生涯藤原氏を恨み続けたことから、死後は雷神へと姿を変え、藤原氏へ復讐していると噂されました。

雷が鳴るたびに、人々は藤原氏の巻き添えになることを恐れました。

怒り狂って、見境なしに雷を落とす雷神となった道真に対し、「ここは道真様の故郷です。雷を落としてはいけません。」という思いを込め、「桑原桑原」と唱え安全を祈ったというのです。

それ以来、人々は雷が鳴って落ちそうになると、まるで雷除けの呪文のように「くわばらくわばら」と唱えるようになったと言われています。

地名説2

同じく地名説ですが、摂津国有馬郡(兵庫県三田市あたり)の桑原に、欣勝寺というお寺がありました。

昔、あわてものの雷の子が、欣勝寺の古井戸に落ちてしまい、どうしても外へ出られないので、大声で助けを求めました。

その寺の和尚さんは、井戸にフタをして懲らしめました。

和尚は雷の子に「助けたら、桑原へは二度と雷を落とさない」と約束させ、雷の子を開放しました。

雷の子は帰って一部始終を雷の親に話しをしました。雷の親は、雷たちを集めて、「これから欣勝寺や桑原には絶対に雷を落としてはならないぞ。」と、きつく戒め、それ以降、桑原には雷が来ない、つまり雷が落ちないと言い伝えられるようになりました。

桑畑説

「くわばら」というのは桑の原、つまり桑畑のことだという説もあります。

この桑畑説について、「源五郎の天下り」という昔話が知られています。

源五郎という人物が、町でナスの苗を買って育ててみると、ドンドン伸びて天まで達し、昇ってみると、雲の上には雷神が住んでいたという話です。

雷神と仲良くなった源五郎が雲から足を踏み外して桑畑に落ちてしまいますが、雷神は源五郎を気遣い、桑畑には雷を落とさなかったとされています。

この物語を起源に、桑畑には雷は落ちないとされ、雷が鳴った際は畑の意味を指して「桑原桑原」と唱える桑畑説が生まれたと言われています。

これらの説からもわかるように、雷除けのおまじない「くわばらくわばら」は、古来よりさまざまな意味を持って唱えられてきました。

くわばらくわばらの類語

くわばらくわばらの類語としては、以下のようなものがあります。

つるかめつるかめ(鶴亀鶴亀)

縁起でもないことを言ってしまった時や不吉なことを見たり聞いたりした時に、災厄を避けるために、長寿でおめでたいとされる鶴と亀を並べた言葉で縁起直しをします。
 
これ以外では、なんまいだぶ(南無阿弥陀仏)や、なむみょうほうれんげきょう(南無妙法蓮華経)があります。

信心深い人はこれらの経文を唱えて怖いことから逃れようとします。

まとめ

くわばらくわばらの意味は、元々雷がゴロゴロ鳴っている時に落雷を防ぐために唱えたまじないの言葉です。

その後、雷に限らず、嫌なことや災難を避けようとして唱えるまじないの言葉として使われるようになりました。

くわばらくわばらの使い方をツイッターで調べてみると、今でも結構多くの人が使っているようです。

くわばらくわばらの由来は、地名説、桑畑説など諸説あります。

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