夏目漱石の脳は東大に保管されているのはなぜ?その噂の真相とは?

「吾輩は猫である」や「坊っちゃん」などの名作で有名な夏目漱石をご存じでしょうか?

漱石の脳がホルマリン漬けにされて、保存されているという話を時折耳にしますが、これは実際のところどうなのでしょうか?

その保存されている脳は一体どこにあるのか、また、なぜ保管されているのか? 誰でもその脳を見ることができるのでしょうか?

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夏目漱石の脳が保存されているのは本当?!

夏目漱石の脳が保存されている場所

実は、夏目漱石の脳は東京大学の医学部標本室に保管されています。

夏目漱石はかつて帝国大学の英文科を卒業し、東京帝国大学で講師を務めた経歴を持っていて、東京大学と夏目漱石との間にはつながりが深いのです。

脳が保存されているのは夏目漱石だけではない

「なぜ夏目漱石の脳だけが保存されているのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、実際には夏目漱石の脳以外にも、横山大観や浜口雄幸、桂太郎など、合計35人の著名人の脳も東大の医学部標本室に保存されています。

脳の保存方法は?

夏目漱石の脳は、ホルマリン漬けではなく、実際にはエタノールで保存されています。

ホルマリンは防腐効果は高いものの、取り扱いには注意が必要です。

そのため、安全性を考慮してエタノールが使用されることが多いのです。

ただし、エタノールの保存性はホルマリンに比べて劣るため、夏目漱石の脳は色褪せて灰色がかっているそうです。

脳以外も保存されているものはあるの?

東大の医学部標本室では、35人の脳以外に、エジプトのミイラや皮膚病の模型、人工癌の標本など、多岐にわたる標本が保存されています。

これらの標本は教育や研究のための貴重な資料として活用されています。

天才の脳は重いというのは本当?

「賢い人は脳が重い」という話を耳にすることがありますが、夏目漱石の脳の重さは1425gで、一般的な脳の重さ1400gと比べても大きな差はありません。

脳の重さと知性は必ずしも直結しないことがわかります。

脳の 展示はだれでも見れるの?

夏目漱石の脳を実際に見たいと思う方もいるかもしれませんが、通常は見ることはできません。

ただし、過去には特別なイベントで展示されたこともありますので、将来的に何かのイベントで見られる可能性はあります。

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なぜ夏目漱石の脳は保存されているの?

夏目漱石の脳が保存された理由

夏目漱石は生前、末娘を原因不明の病で亡くしたことから、死後は自分自身の遺体を解剖し医学の発展に役立てることを望んでいました。

彼の死後、故人の遺志を尊重して妻の鏡子が解剖を依頼し、その際に脳と胃が東大病院に寄贈されました。

夏目漱石が亡くなったのはいつ?

夏目漱石は1916年、49歳の若さでこの世を去りました。

彼は胃潰瘍が原因で亡くなりました。

生前から胃の弱さに悩まされており、死後すぐに解剖が行われ、その様子は新聞にも掲載されました。

誰が脳を摘出したのか?

夏目漱石の解剖を行ったのは、彼の主治医である長與又郎と、彼の教え子であり日本にレントゲンを広めた眞鍋嘉一郎でした。

解剖には夏目漱石の弟が代理として立ち会いましたが、鏡子夫人自身は立ち会いませんでした。

夏目漱石の意外な一面とは?

子供の頃いくつもの家をたらい回しにされた?

夏目漱石は、勉強が得意だったため裕福な家庭に生まれたと一般には思われがちですが、実際には8番目の子として生まれ、古道具屋に里子に出されました。

その後、生家に戻ったものの、新宿の名主に養子に出されるなど、幼少期は複数の家をたらいまわしにされました。

持病の胃潰瘍に苦しんだ

夏目漱石は生涯にわたって胃潰瘍に苦しみ、そのストレスを和らげるために甘いジャムをなめることがありました。

しかし、これが糖尿病を引き起こし、結果的に胃潰瘍を悪化させるという悪循環に陥りました。

このことが彼の早すぎる死の一因となったと考えられています。

変な癖があった

「吾輩は猫である」に登場する主人公の鼻毛を抜くシーンは、実は夏目漱石自身の癖がモデルになっています。

彼は鼻毛を抜いては原稿の上に並べるという変な癖を持っていたようです。

最期の言葉

夏目漱石は亡くなる直前に「死なないように水をかけてくれ」と叫んだと伝えられています。

彼の最期の言葉には様々な説があり、ぶどう酒を飲んで「うまい」と言ったとも、娘が泣かないようにと妻が諭している際に「もう泣いてもいい」と伝えたとも言われています。

まとめ

夏目漱石の脳は東京大学医学部標本室に保存されています。

彼は東京帝国大学で講師を務め、東大と深い関係がありました。

彼の脳はエタノールで保存されており、他にも35人の著名人の脳が同様に保存されています。

夏目漱石は生前、自身の遺体を医学の発展のために解剖することを望んでいました。

この脳の展示は、通常は公開されていませんが、特別なイベントで展示されることがあります。

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