ディルというハーブをご存知でしょうか?
日本では、あまりなじみのないハーブかもしれませんが、欧米では魚料理やピクルスなどによく使われるハーブです。
作ろうとした料理のレシピにディルが入っているのに、近所でディルを売っている店が分からない、と困っている人は多いはずです。
ここでは、生のディルはどこで買えるのか、生のディルが購入できない場合の代替の方法、また、自宅でディルを栽培する方法についてもご紹介します。
ディルはどこで買える?売ってる場所は?
ディルはスーパー、百貨店などで見かけるようになりましたが、取り扱いのない店舗もあるので確認が必要です。
ディルはネット通販サイトでも販売しているので簡単に買うことができます。
スーパーマーケット
新鮮なディルはスーパーの青果コーナーで販売されています。
ハーブの品揃えが豊富なお店を見つけておくと、なにかと便利です。
乾燥ディルやディルシード(ディルの種)はスパイスコーナーで瓶詰めにされた状態で販売されています。
ハーブをあまり取り扱っていない店舗もあるので、取り扱いがあるかどうか事前に聞いておきましょう。
大手スーパーのチェーン店だと取り扱っていることが多いですが、入荷のない日もあるようなので、予め確認しておきましょう。
百貨店
百貨店のデパ地下でも販売しているところがあります。フレッシュディルは青果専門店を探してみましょう。
値段は普通のスーパーとそれほど変わりません。
通信販売
楽天やアマゾンでも生のディルは購入することができます。
ディルは生鮮食品ですが、クール便を使うことによりネットでも購入できます。
価格的にはスーパーより少し高めで、送料がかかる場合もあるので注意が必要です。
大量に欲しいときや、近くで売っている場所がわからない場合には通販サイトを使うと便利です。
生のディルが購入できない場合は?
近くで生のディルを買える店がない、かといって通販で高いディルを買うのには抵抗があるという場合には、ディルウィード(ドライディル)を買う、他のハーブで代用するといった方法もあります。
ディルウィード(ドライディル)を購入する
生のディルは、まだ日本では需要が少なくて入手するのが難しいですが、ディルウィード(ドライディル)は、生のディルと比べると購入場所も多く、また一度買っておけば、長持ちするので何度でも使えます。
ディルウィード(ドライディル)は、ディルの葉を乾燥させたもので、生のディルよりは香りは落ちるものの、鮭のマリネやムニエルには欠かせません。
他のハーブで代用する
ディルを料理に使うのは、臭みを消したり香り付けをしたりするためです。
ディルと同じ役割をする以下のようなハーブで代用することもできます。
・フェンネル
・パセリ
・コリアンダー
・ローレル
・タイム
・チャービル
・大葉
ディルを自宅で栽培する
ディルは自宅で栽培することができます。
自宅で栽培すれば、料理に少量使いたい時に採れたての新鮮なディルがすぐ使えます。
ディルは成長が早く、丈夫で育てやすく、だれにでも栽培できます。多く収穫できたら、ドライハーブにして保存することもできます。
ディルの種、苗の入手
ディルの種や苗は園芸店、ホームセンターや通販サイトでも購入することができます。
栽培キットになっている商品もあるので、初心者の方にはよいかもしれません。
栽培する場所
ディルはプランターや鉢に植えて栽培します。また、日当たりのよい室内でも栽培ができるので、水やりさえ忘れなければ、春~夏にかけて新鮮なディルの葉を収穫できます。
手入れ方法
株が成長してきて大きくなると、風通りが悪くなると枯れてしまうことがあるため、大きくなったら早めに収穫しましょう。
大きくなると花が咲きますが、花が咲くと枯れてしまいます。葉の部分を使いたい場合、花が咲いたらすぐに摘んでおきましょう。
そうすることにより、葉の収穫を続けられます。
種を収穫したい場合には花を摘まずにしておいて、枯れてから種を収穫します。
保存方法
ディルの葉を収穫したら細かくちぎって乾燥させます。
天日干しにするか、電子レンジで約2分過熱して水分を飛ばせば出来上がりです。
密閉容器に乾燥剤と一緒にいれて保存します。 茶色く変色する前に使い切りましょう。
以上、生のディルがどこで買えるのかについて、ご紹介しました。